22歳の容疑者から押収したポルシェ911 GT3 RS。ノルウェー人のグループが無謀な運転とストリートレースの疑いで検挙された。そのドライバーからは麻薬も検出された。
ヨーロッパで唯一、速度制限のない高速道路を持つドイツでは、違法なロードレースについてよく耳にする。これは数日前も同じだった。ハンブルクでは、すでにノルウェー人のグループがスピードの出しすぎやあおり運転で注目を浴びていた。A7号線の南下で、ついに警察に止められた。その中に、黄色い「ポルシェ911 GT3 RS」の姿もあった。
GT3 RSのドライバーは麻薬の影響下にあった
フロントバンパーのスポイラーは標準装備されておらず、性能もいじられているかどうかは不明だ。しかし、520馬力と470Nmの最大トルクは当然ながら初心者向けではなく、しかもGT3 RSのドライバーはまだ22歳だった。
また、運転手から麻薬反応が検査の結果判明した。ボンネットとサイドにモータースポーツのステッカーを貼った黄色のポルシェはその後没収され、現在はバートヘルスフェルト高速道路警察署に保管されている。
Text: Kim-Sarah Biehl
Photo: autobild.de