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<p>熱中症が疑われるとき、すぐにとるべき行動とは?</p><p><この症状は熱中症?対処手順は> もし熱中症を疑う症状が出た場合、まず症状に応じてとるべき行動があります。 初動の対応は、熱中症にかかった人の命を救えるかどうかを左右します。 『熱中症環境保健マニュアル2022』(環境省)をもとに、応急処置をまとめました。</p><p>もし熱中症を疑う症状が出た場合、まず症状に応じてとるべき行動があります。初動の対応は、熱中症にかかった人の命を救えるかどうかを左右します。『熱中症環境保健マニュアル2022』(環境省)をもとに、応急処置をまとめました。</p><p>大量に汗をかいていたら、塩分の補給も大事です。水より経口補水液かスポーツドリンクでの補給が適しています。もし意識が不明瞭で自分で飲めない場合は、無理に飲まそうとせず、医療機関に運んで点滴を打ってもらうようにしてください。 救助は最低2人でチームを この中で緊急を要するのは、呼びかけても意識がない場合です。近くの人に協力を求めて最低2人でチームを組み、1人はAED(自動体外式除細動器)を探しに走り、もう1人は救急車を要請しながら本人に付き添ってください。 普段通りの呼吸がなかった場合、救急車が到着するまで心肺蘇生(心臓マッサージ)を行わなければなりません。</p>