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男子100メートル予選。先頭でゴールし、速報タイムを確認した坂井は祈った。「公認になれ」。願いはかなって追い風参考とはならず、10秒02の記録が確定。所属先の先輩に当たる朝原宣治に並ぶ日本歴代7位の好タイムで、初めて世界選手権の切符をつかんだ。 昨年は山縣亮太（セイコー）が9秒95の日本新記…