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<p>「家庭用核シェルター」問い合わせ急増 価格は2000万円以上 – ライブドアニュース</p><p>【米国製】「家庭用核シェルター」問い合わせ急増 価格は2000万円以上 同社は2017年に輸入を開始。今年2月末にロシアのウクライナ侵攻が始まると、従来は一定数にとどまった問い合わせが、3月34件、4月は45件に増え、現在も勢いは続くという。</p><p>ウクライナ危機でロシアなどによる核兵器使用の懸念が高まる中、鹿児島市石谷町の住宅メーカー「七呂(しちろ)建設」が販売する家庭用核シェルターへの問い合わせが増えている。16日には本社ショールームをリニュ</p><p>ーアルしたが、価格や日本の住宅事情で設置できる家は限られており、同社は自社製シェルターの開発にも着手している。 ウクライナ軍、重要都市・セベロドネツクから撤収 シェルターは米国製で、地下約5メートルに埋設する形で設置。鉄製で縦2・4メートル、横3メートルあり、室内は4畳半ほどの広さで高さは2・5メートルある。折りたたみ式ベッドや簡易トイレ、床下収納スペースを備え、4人家族が2週間以上の滞在を想定。パワージャッキがあり、8トンのがれきが入り口を塞いでも人力で押し開けられるという。 同社は北朝鮮のミサイル発射や原発事故を懸念する顧客の声を受け、2017年に輸入を開始。しかし2月末にロシアの侵攻が始まると、従来は一定数にとどまった問い合わせが、3月34件、4月は45件に増え、現在も勢いは続くという。 しかし価格は2000万円以上で、最近は円安による輸入コスト増も影を落とす。また発注から納品まで半年以上必要で、完成品を運ぶトレーラーが入れない場所には搬入できないため、設置できる家庭は限られる。 その課題の解決には、現場で設置できる自社製のシェルターが有効といい、同社の七呂恵介社長(45)は「不安を抱える人の安心につながれば」と話している。【梅山崇】</p>