もっと詳しく

日本各地の人里離れた場所になぜだかポツンと存在する一軒家と、そこに住まう人物の人生にも迫っていく番組『ポツンと一軒家』

6月26日(日)は、「おもてなし料理」をキーワードに2時間スペシャルを放送。

ゲストに高畑淳子と早乙女太一を迎えて、これまでに訪れた数々の“ポツンと一軒家”から、捜索隊をおいしいおもてなしで迎えた3軒を数年ぶりに再訪する。

◆三重県、断崖絶壁の上に建つ海女さんたちの憩いの場

三重県の太平洋沿岸、海に突き出た断崖絶壁の上に建っていた小屋。そこは太平洋へと漁に出る海女さんたちの憩いの小屋だった。

小屋の持ち主でもある当時61歳の女性は、海女歴40年の大ベテラン。しかし、現役最高齢は83歳で、「まだまだ若手」と笑う姿が印象的だった。

捜索隊は当時、海女さんたちの仕事ぶりにも密着していた。漁の道具を両手に抱え、10メートル以上もある崖下の海岸まで歩いて向かうと、200メートル沖合まで一気に泳いでいく。さらに、水深7メートルもある海底の漁場へと一気に潜っていく姿に捜索隊は圧倒されるばかり。

あれから4年半、断崖絶壁に立つ小屋を再訪する

捜索隊が小屋へと向かうと、当時と変わらぬ姿で小屋が建っている。太平洋の水平線を見渡すことのできる絶景も当時のまま。その沖合に目を移すと、漁をしている海女さんたちの姿が!

当時61歳だった女性は、66歳になった今も現役で元気に漁に出ていた。話を聞くと、今の季節はアワビ漁とのことで、見事な黒鮑などを収穫している。

漁の合間に、港にある囲炉裏端の店でも働いていた海女さんたち。以前訪れたときは大繁盛だった店も、コロナ禍の影響で客足は遠のいているという。

海女さんたちは、久々に再訪した捜索隊に「ぜひ海の幸を味わってもらいたい」と、囲炉裏端の店でアワビや岩牡蠣、伊勢海老といった囲炉裏焼きを披露。

スタジオで観ていた林修が「番組史上最高に贅沢なシーンですよ」と唸った超豪華な海鮮焼きのメニューにも注目だ。

◆富山県の豪雪地帯、その山頂に建つ夫婦で営む料理宿

さらに富山県では、遠くに北アルプスを臨む山の山頂にポツンと建つ、当時67歳の男性が夫婦で営む料理宿に2年半ぶりに再訪。

捜索隊が料理宿を訪れると、当時と変わらぬ風景が広がっていた。70歳になった男性は、新作料理の試作を捜索隊にぜひ食べてほしいという。

その素材は、山で採れた旬の山菜や野草の数々。夫婦で収穫した山菜や野草は、丁寧な下処理をしたうえで繊細に調理されていく。はたして、目にも美しい見事な料理の数々とは?

スタジオで観ていた高畑は、「おいしいものを提供する喜びに満ち溢れていて、でもそれをまるごと楽しんでいらっしゃっていて、本当に素敵でした」としみじみ語る。

早乙女も「自然と触れ合いながら、おいしいものを作って、近くにいらっしゃる方々と共有することを心から楽しめる…そんな姿も素敵で、すごく温かい気持ちになれました」と笑顔をのぞかせていた。