もっと詳しく

 6月25日、2022年MotoGP第11戦オランダGP MotoGPクラスの予選がオランダのTT・サーキット・アッセンで行われ、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は12番手を獲得した。

 初日のウエットコンディションから一転、2日目は青空が広がりドライコンディションで行われた。この日最初のフリー走行3回目で中上は快調にラップを刻み、着実にタイムを上げた。ラストアタックでは、さらにタイムを縮め1分32秒355を記録してトップから0.191秒差の4番手で終え、ダイレクトQ2進出を果たした。

 予選前のフリー走行4回目ではフロントにミディアム、リヤにソフトタイヤを装着して、マシンのセッティングも変更し決勝に向けてのテストに集中した。このセッションでのベストタイムは1分33秒377で15番手となったが、計16周回と周回を重ねて決勝に向けて手応えを掴んだ。

 Q2からのアタックとなった中上は、1分31秒台を目標に挑んだが、イエローフラッグやトラックリミットなどでタイムがキャンセルされてしまい、思うようにリズムを刻むことができないままセッション終了。FP3でマークした1分32秒355に0.612秒及ばない、1分32秒967で12番手で終えた。

 シーズン前半戦の締めくくりとなる第11戦オランダGPで、追い上げのレースに挑むことになってしまったが、4列目から好スタートを切って、今季ベストグリッド獲得を目指す。

■LCRホンダ・イデミツ
中上貴晶(予選12番手)

「午前中のFP3でいいラップタイムを刻むことができ、4番手タイムを出すことができました。パフォーマンスとラップタイムにはかなり満足しています。午後のQ2は31秒台を出したかったですが、出せませんでした。イエローフラッグが出ていて、トラックリミットを超えたので、自己ベストタイムはキャンセルされてしまいました。予選は少し苦戦しました」

「12番手はあまりいい結果ではありません。FP4はレースペースでいろいろトライすることができたのでよかったです。リヤタイヤはソフトに決めました。レースペースはいいので、落ち着いていいスタートを切り、いい結果を残せるようにがんばります」

中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第11戦オランダGP
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第11戦オランダGP
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第11戦オランダGP
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第11戦オランダGP
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第11戦オランダGP
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第11戦オランダGP
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第11戦オランダGP
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第11戦オランダGP
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第11戦オランダGP
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第11戦オランダGP