アニメ『カッコウの許嫁』が、7月23日(土)放送の“13羽目”から2クール目に突入した。
同アニメは、吉河美希による『週刊少年マガジン』で連載中の人気コミックを原作とした“人生交錯ラブコメディ”だ。
赤ちゃんの取り違えというセンセーショナルな出来事から始まった男女4人の恋模様は、一体どのような展開を迎えるのか?
◆赤ん坊の頃、取り違えられたふたりが許嫁に
名門私立高校に通う海野凪と、超お嬢様女子高生の天野エリカ。ふたりは偶然出会い、エリカは許嫁との結婚を回避するため、半ば強引に凪に彼氏役を演じるように頼む。
しかし、実はふたりは赤ん坊の頃に取り違えられた子どもで、凪こそがエリカの許嫁だった! 両家公認の関係として同居生活が始まったが、クラスメイトの瀬川ひろに恋する凪と父親に反発するエリカは、「お互い一切関与しないこと」という取り決めをする――。
前半クールでは、「お互い一切関与しない」と決めたはずの凪とエリカが少しずつ距離を縮めていく様子が描かれた。
とはいえ凪が恋する相手は、あくまでクラスメイトの瀬川ひろ。その三角関係に、さらに凪の血の繋がらない妹である幸も加わって、恋の結末は予想がつかない。
メインキャラクターたちを紹介しよう。
◆“四角関係の中心人物”海野凪(声・石川界人)
家族に楽をさせるため勉強に励む、名門私立に通う高校 2年生。本当は資産家の生まれだが、赤ん坊の頃に病院で取り違えられて、定食屋の息子として育った。
少々理屈っぽいところはあるものの、面倒見がよく、家事全般が得意。クラスメイトの瀬川ひろに恋しているが、エリカとの距離も接近しており、11羽目では幸に対して「妹なのは変わらないけど、幸のことはひとりの女性として、ちゃんと見ようと思う」と宣言する場面も。複雑な恋模様の中心人物だ。
◆“ツンデレお嬢様”天野エリカ(声・鬼頭明里)
名門女子校に通う高校2年生。元ヤン夫婦の間に生まれたが、取り違えにより超お嬢様として育った。
SNSに自撮りをアップするのが趣味で、世間でも評判の美少女。ちょっとワガママで強引なところもあるが、明るく純粋な性格をしている。父親に反感を抱いており、親が决めた許嫁も徹底拒否するつもりだったが、徐々に凪と親しくなっていく。
◆“負けず嫌いな才女”瀬川ひろ(声・東山奈央)
凪のクラスメイトかつライバル。テストの成績は不動の学年1位で、2位である凪は「1位を取ったら、ひろに告白する」と心に決めている。
穏やかな佇まいで、男女両方から好かれているが、実際はかなりの負けず嫌い。実家は神社で、趣味は御朱印集め。1クール目を経て、凪とは何度かデートする関係になった。エリカのファンでもある。
◆“ブラコン気質な妹”海野幸(声・小原好美)
凪の妹で、中学3年生。もともとブラコン気質なところがあり、凪と自分は血が繋がっていないことが判明し、さらに兄への特別な感情を深めていく。
11羽目では、自宅の停電により凪とキスしてしまうハプニングが発生した。実姉であるエリカに負けず劣らずの美少女で、突然現れた姉に戸惑いつつも、彼女を家族として受け入れていく。
◆凪が最後に選ぶのは誰!?
まさに“人生交錯”という謳い文句にふさわしい複雑な四角関係は、2クール目でさらに加速していく様子。
エリカ、ひろ、幸。3人のヒロインのうち、凪が最後に選ぶのは誰なのか…!? ちぐはぐでドキドキな恋物語は、まだまだ波乱が続きそうだ。