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 2022年F1第12戦フランスGPの決勝レースが行われ、アルファロメオのバルテリ・ボッタスは14位、周冠宇は16位だった。

■アルファロメオF1チーム・オーレン
バルテリ・ボッタス 決勝=14位

バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)
2022年F1第12戦フランスGP バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)

 本当に長いレースだったし、大汗をかいたのに何も見せるものがない感じだ! もちろん、すべてのレースから何かを学ぶことはできるのだから、今週末からはそのことを学ばなければいけない。スタートの時点でかなり順位を落としたことで、とても厳しい状況になった。ミディアムタイヤでマシンはかなり改善されたとはいえ、レースペースは予想していたほどよくなかった。

 うまくいけばブダペストで導入されるアップデートが助けになるだろう。チームが懸命にアップデートに取り組んでいることは知っているからね。コンストラクターズ選手権で先行するマシンと戦い続けるには、さらなるパフォーマンスを引き出す必要があるが、チームはそうできると僕は確信しているよ。

■アルファロメオF1チーム・オーレン
周冠宇 決勝=16位

周冠宇(アルファロメオ)
2022年F1第12戦フランスGP 周冠宇(アルファロメオ)

 あと10周から15周のところで、パワーユニットのトラブルが起きた。いくつかスイッチを試したけれど、結局レースを終えることになった。これは技術トラブルだったんだ。ブダペストの前に調査をして、2度と起きないようにするよ。

 それは別としても、このレースは僕たちの思うようにはいかず、初めから終わりまで苦戦していた。ミック(・シューマッハー)との接触だけど、僕はターン11でイン側を防御していたら、彼はアウト側に回ろうとした。その後コーナーの、僕からしたら狭すぎる地点に行ってしまった。僕たちふたりとも判断するのは難しかったと思うし、これで僕のレースは危うくなったようなものだ。残念ながら、こういうことはレースでは起きることだし、僕たちは前に進んでいかなければならない。

 僕たちにとって思い出に残したい1日ではまったくなかった。でもまた連戦があるということは、もう1度競争力を発揮してふさわしい順位につくことができるチャンスがある、完全に新しい週末が来るということだ。