<p>メタ、AR向けアイトラッキング技術の開発企業買収を検討-関係者</p><p>メタ、AR向けアイトラッキング技術の開発企業買収を検討-関係者</p><p>フェイスブックの親会社メタ・プラットフォームズは、拡張現実(AR)と仮想現実(VR)ヘッドセット向けのアイトラッキング(視線追跡)技術を開発する企業、カナダのアドホーク・マイクロシステムズを買収するかどうか検討に入った。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。</p><p>メタ・プラットフォームズ は、拡張現実(AR)と仮想現実(VR)ヘッドセット向けのアイトラッキング(視線追跡)技術を開発する企業、カナダの アドホーク・マイクロシステムズ を買収するかどうか検討に入った。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。 非公開情報を理由に関係者が匿名を条件に語ったところでは、メタなどが関心を示したことで、アドホークは米投資銀行モーリスと対応を協議している。関係者の1人によれば、メタは今後数週間以内に正式提案を行うことを検討している。 ただメタが最終的に買収を提案する保証はなく、アドホークが独立を維持する判断もあり得る。同社は追加資金の調達交渉も続けている。メタ以外の少なくとも4社がアドホークの資産に関心を持っているという。 アドホークのスマートグラス「マインドリンク」 Source: AdHawk Microsystems/GlobeNewswire アドホーク、メタ、モーリスの担当者はコメントを控えた。 アドホークは、ユーザーの行動などを理解するため、ユーザーの目の動きを追跡できるスマートグラス「マインドリンク」(価格1万ドル=約137万円)を開発。消費者向けというより研究用の製品だが、基礎技術はAR用グラスの性能向上を目指すメタなどにとって有用と考えられる。アドホークによると、カメラではなく、電力効率の良い小型システムで目の動きを追跡できる。 原題:</p>