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<p>金村義明氏、集中していないとああは動けない 巨人・中田翔のプレーに感動</p><p>金村義明氏、集中していないとああは動けない 巨人・中田翔のプレーに感動 #巨人 #ジャイアンツ #読売ジャイアンツ</p><p>巨人が壮絶な乱打戦の末にヤクルトに敗れ、自力優勝の可能性が消滅した。</p><p>シーズン終盤に取っておきたいぐらい、すごい試合だった。ただ、これが今のヤクルトと巨人の差。前日、初戦の大敗から反発力を見せた巨人の勢いが序盤は勝っていたが、それをはね返す強さがヤクルトにはある。 巨人は最低でも勝ち越さなくてはいけなかった。当然ダメージはあるだろうが、まだまだ巨人は死んでない、追いかける力はあるというのを見せてくれた3連戦だった。9回の粘りもそうだが、特にベテランの姿には感動さえした。代打で適時打を放った中島にしろ、中田にしろ。中田は本塁打だけでなく再三、気合の入った好プレーを見せた。集中していないとああは動けない。チーム一丸の姿勢が感じられた。試合後の原監督も、悔しいだろうが、「よくやった」というような雰囲気だった。 野手は19点取れる力があるのだから大丈夫。やっぱり投手が足りない。この日のヤクルト・小沢のような投手が1人出てくれば流れは変えられる。右でも左でも、火がついたところを消せるような中継ぎが欲しい。確かにヤクルトに勢いはあるが、必ず夏場にへばりが来るはず。まだまだこれからだ。(スポーツ報知評論家・金村義明)</p>