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<p>関東甲信などは過去最短の梅雨に 7月に入ると戻り梅雨も</p><p><史上最短の梅雨、7月には戻り梅雨か> 気象庁は関東甲信と東海、九州南部の梅雨明けを発表。速報値ではありますが、いずれの地域も過去最も短い梅雨で、東海は2週間にも満たない短さです。ただ、7月は戻り梅雨となる可能性があります。</p><p>気象庁は関東甲信と東海、九州南部が梅雨明けしたとみられると発表しました。速報値ではありますが、いずれの地域も過去最も短い梅雨で、東海は2週間にも満たない短さです。</p><p>晴れて暑い期間が短ければ「梅雨の中休み」と判断されるものの、今年は少なくとも1週間程度は継続することや、広域で35℃を上回る猛暑日が予想されることなどから、「梅雨明け」と判断されたとみられます。 ただ、7月上旬の半ばからは太平洋高気圧、チベット高気圧ともに張り出しが弱まる予想で、日本付近には暖かく湿った空気が流れ込みやすくなる見込みです。大気の状態が不安定になって局地的に雨の強まるおそれがあります。曇りや雨の日が増えて、「戻り梅雨」となるかもしれません。 空梅雨傾向で水不足の懸念 その後、7月中旬以降は再び高気圧が勢力を盛り返し、東北も含めた広い範囲で本格的な夏空となる予想です。7月から8月にかけては全国的に気温が平年よりも高いとみられ、厳しい暑さが想定されます。いつもの年以上に、熱中症など暑さへの備えはしっかりと行ってください。 また、西日本では梅雨の期間の雨が少なく、ダムの貯水率の低下している地域があります。7月上旬の戻り梅雨で雨があまり降らないと、水不足が懸念されますので、節水も気にしておくと良さそうです。</p>