変色の指輪に祖父の愛【被爆77年 家族の記憶】＜2＞ （中国新聞）

旧左官町住民の供養塔前で、祖父孝作さんの亡き家族の名前に向き合う英明さん（撮影・浜岡学） 悼む心 再婚後も貫く かつて左官町と呼ばれた広島市中区本川町の一画にある善応寺。その境内に、一帯の原爆死没者のため被爆6年後に建立された供養塔がある。「ああ、ここですね」。新田英明さん（57）=西…