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<p>『バーチャファイター』で「神」と呼ばれるプレイヤーの物語。誰よりもゲームを愛し「鉄人」にあこがれた少年のストーリーから、3D格闘ゲームの盛り上がりを振り返る</p><p>『バーチャファイター』で「神」と呼ばれるプレイヤーの物語。誰よりもゲームを愛し「鉄人」にあこがれた少年のストーリーから、3D格闘ゲームの盛り上がりを振り返る 数多の格闘ゲームプレイヤーたちの想いと記憶を次世代へと継承するノンフィクション小説を抜粋</p><p>『バーチャファイター』は“異端”だったという。</p><p>(小松栄治)氏をはじめとする、歴戦のプレイヤーたちの視点から描かれる『バーチャファイター』の物語。「鉄人」に憧れ、一心不乱に打ち込んできた若き闘争者の姿がありありと描写された本書には、 読む者を圧倒する「熱」 筆者自身は1998年の生まれであり、『バーチャファイター』のブームも、ゲームセンターの尖った空気も、対戦格闘ゲームの最盛期も知識や伝聞の形でしか知らない。しかし、昨今の競技シーンの盛り上がりの原点に 「格闘ゲームブーム」の勢い があったことは明白だ。その当時のプレイヤーの体験は貴重な資料であり、その生の言葉には何物にも代えがたいものがある。それらを歴史という言葉でただくくり、埋もれさせるべきではない。 そして今回、著者の海猫沢めろん氏の許可をいただき、本書の一部を抜粋して特別に掲載させていただけることとなった。eスポーツやプロゲーマー、そんな存在が日に日に一般的になっていく現代だからこそ、その原点ともいえる「鉄人」たちや、それに憧れる少年の姿を今一度見つめ直す価値があるというものだろう。彼らの熱を現代にも響かせる、その一助となれれば幸いだ。 ※以下、『トウキョウヘッド・ノンフィックス』より「CHAPTER.0 ちび太/小松栄治」前編の内容を抜粋し、Web向けに体裁を整えたものとなります 目次</p>