祖国の台湾には入国できず、住居のある日本にも戻れない…「無国籍」の早大教授は羽田空港で途方に暮れた 「再入国許可の期限切れで出国した場合、永住資格はなくなる」
1972年の“外交交渉”が、横浜中華街に波紋をもたらした 私はこれまでの人生の大半を「無国籍」と明記された身分証明書とともに生きてきた。中国人の両親のもと、横浜中華街に生まれ育ち、日本の文化も中華の文化も当然のように吸収し、自分の一部としてきた。 父は1950年代に留学生として来日し、母は1964年に、5人の子ど…
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