バイオ医薬品製造用材料などを手がける米サイティバは、次世代医薬品分野に経営資源を積極投入する。メッセンジャーRNA(mRNA)などを効率よく細胞内に送達する脂質ナノ粒子(LNP)のカナダ製造拠点で設備増強し、生産能力を従来比3倍以上に引き上げる。さらにLNPの新たな技術を獲得するための提携も進める。新型コロナウイルス感染症の流行拡大以降の需給ひっ迫を背景に、バイオ薬製造用精製剤などへの設備投資を矢継ぎ早に実施してきたが、今後は新たなモダリティ(治療手段)も強化し、持続的な高成長の実現を狙う。続きは本紙で
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