42人から猛暑への対処法などについて話を聞くことができた。
聞き取りで寄せられた声を一部紹介したい。
・図書館で涼んでいた(多数)
・図書館にある無料の水を飲んでいた
・デパートで涼んでいた
・風が涼しい川沿いにいた
・すだれをかけるなど、小屋に工夫している
・噴水など風の通りの良いところで寝ていた
・暑さや虫のために、昼も夜も眠れないため、睡眠不足が深刻である
・動くと汗が噴き出るので、木陰で動かなかった
42人の中には自分も熱中症になりかけたと話される方が3人もいらっしゃり
知り合いが熱中症で死亡したという証言もあったという。
亡くなられた方は、もともと心臓が悪く、早朝、動かなくなっていたところを公園の
警備員に発見されたそうだ。夜回りが終わった後、吉水さんらは亡くなった方が寝て
いた場所を訪れ、念仏を手向けた。
吉水さんはSNSなどで「これ以上、犠牲となる方を増やさないためにも多くの人のご支
援が必要だと思います。もし皆様が歩いていて、路上に暮らす方をお見かけになった
なら、ぜひ熱中症予防にゼリー飲料などの提供をしていただけたらうれしいです」と
市民に呼びかけをおこなっている。
吉水さんはまた、「災害級の暑さであるならば、本来は公的に公園などで給水所や
救護テントのようなものが必要だと思います。逃げ場のない厳しい暑さの中で、いのち
を守っていけるような手立てを、民間だけでなくて、公的機関にも考えてもらいたい」と
具体的な提案もおこなっている。私もぜひこうした対策を早急に実施してほしいと願っている。
「冬の寒さよりも夏の暑さの方がつらい」
私が路上生活者の支援活動に関わるようになって、今年で29回目の夏を迎えるが
その間、幾度となく当事者から聞いてきた言葉である。
「路上高齢者」問題
もはや路上生活者問題は、路上高齢者問題と呼んでもよいほどの状況だ。また、過去
の調査結果と比較すると、高齢化と同時に路上生活歴の長期化も顕著となっており、
今回の調査では路上生活歴が10年以上に及ぶ人が全体の4割以上を占めていた。
(抜粋)
引用元: ・猛暑に苦しむ路上生活者「図書館で涼んでいた」「すだれをかけるなど、小屋に工夫している」 [NAMAPO★]
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