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<p>“VR×美少女ゲーム”を追求した結果、シチュエーションではなく“恋愛アドベンチャー”に行きつき、「ギャルゲーの中に入れるゲーム」を生み出した漢たちの軌跡 ― 『恋来い温泉物語VR』はVR業界の新たな一撃となるのか</p><p>選りすぐりの変態が「VRゲームを作ろう」となった結果生まれた『恋来い温泉物語VR』はVR業界の新たな一撃となるのか “VR×美少女ゲーム”を追求した結果、シチュエーションではなく“恋愛アドベンチャー”に行きつき、「ギャルゲーの中に入れるゲーム」を生み出した漢たちの軌跡</p><p>「バーチャル・リアリティ」──俗にVRとも言われるこの単語は、実際は存在していないものを、さもリアルにあるかのように五感を刺激する技術や状況などを意味する。</p><p>「夜のお楽しみ」でこだわった点といえば、UIもそのひとつですね。例えば右側にメニューを並べ、体位の変更をピッピッと選ぶのではなく、自分の手でヒロインの体を直接動かします。直接的に関わることで得られる臨場感を大事にしました。 ──VRだからこそ、「手応え」にこだわったんですね。 ──少し話は変わりまして、こういったゲームは、VRの理解度も無論必要でしょうが、美少女ゲームに明るくないと作れないのかなと思います。そのあたり、いかがですか? 自分は、美少女ゲームを一切やって来なかったんです。年齢的に、草食系が多い世代でして。 今年30になりますが、周囲でも、やってる人は少ない感じでした。今ほどオタクが受け入れられる環境ではなかったので、美少女ゲームとは縁のない学生時代を過ごしましたね。   なので、自分が抱いてきた理想を、この『恋来い温泉物語VR』にぶつけています(笑)。 ──理想ですか。 ギャルゲーは主人公のハーレム状態、つまり主人公=プレイヤーのことを好きな女性しかいないと想像していました。なので、自分のことを好きな女性しかいない世界ってこんな感じで、「こんな女性に愛されたいよね」を体現しています。『恋来い温泉物語VR』は 現実のIF世界線でもあり、男性全員が辿り着きたい世界線 自分は、比較的プレイしてきた方かなと思います。昔、「パソコンパラダイス」という美少女ゲームの専門誌があったんですが、そういったものを買い漁っては「いいゲームないかなー」と探していました。</p>