+Styleブランドから、「+Style LEDホームランタン(RGB調色)」が発売されました。同デバイスは、ボタン操作で照明が点灯するランタン型スマート照明です。取手を掴んで自由に持ち運ぶことが利用できるほか、充電ドックに設置して充電しながらベッドサイドの照明としても利用可能。アプリから設定をカスタマイズすることで、プラススタイルのスマート家電と連携させることもできます。この記事では、そんな同機の使い勝手について、細かい部分を確認していきましょう。
なお、「+Style LEDホームランタン(RGB調色)」の通常価格は1万2480円(税込、以下同)。+Style本店のほか、Amazon店、PayPayモール店、楽天市場店等で購入できます。
「+Style LEDホームランタン(RGB調色)」のパッケージ
「+Style LEDホームランタン(RGB調色)」の同梱品。LEDランタン本体のほか、充電ドック、充電ケーブル、説明書が入っています
LEDランタンとして持ち運べる
+Style LEDホームランタンは、4000mAhのバッテリーを内蔵しています。スマートフォンと接続しなくても、天面の物理ボタン操作にて点灯・消灯の切り替えや、明るさの調整などが可能。シンプルに照明機器として利用できます。バッテリー消費の多い最高輝度にした場合でも、4時間ほど利用可能です。
持ち運べる、引っ掛けられる、床に置ける――とランタン感覚で使えるのが便利です。最高輝度の300lm時には約3.5時間、最低輝度の3lm時には約10時間という連続稼働時間を実現
本体にはゴム製取っ手が備わっていて、この部分を掴んでサッと持ち運べるのが特徴。たとえば、屋内でも夕刻に押し入れが暗くて見えない場面や、夜間にお手洗いに起床した際の照明としても重宝します。
取手はゴム製で柔らかい肌触りだ。なお、手を離してもその角度で固定され、自立します
また、屋外でも、たとえば庭に物置があったり、ガレージなどがあったりする家では、手持ちの照明としてさっと携帯できます。有事の際には、簡易的な防災灯としても使えるでしょう。
同機は、IPX4相当の防水性能も備えており、多少の水滴がかかった程度では壊れにくい作りになっています。例えば、庭先で照明として使っていた際に、もし急な小雨が降ってきてしまったとしても、すぐに故障することはないでしょう。一方、雨のなか放置したり、水没させたりしても平気な防水性能ではありませんので、注意しましょう。
IPX4の防水性能を発揮するためには、まず底面の充電ドック接続用端子を、付属のカバーで覆う必要があります
続けて、側面のUSB Type-Cの充電用ポートも、付属のカバーで覆う必要があります
普段は充電しながらベッドサイド照明として使える
+Style LEDホームランタンには、本体を置くだけで充電・給電できる充電ドックが付属します。普段、手持ちのランタン型照明として使わないタイミングでは、充電ドックの上に置いておくだけで、常にバッテリーを充電しておけるという仕様です。充電ドックに置いた状態のまま、照明として使うこともできます。例えば、寝室に設置することで、ベッドサイドの間接照明のように利用可能です。
なお、ドックを使った充電の際には、底面の端子が露出している必要があります。防水用のカバーを被せている場合には、これを取り外しておきましょう(初期状態では充電端子は露出しています)。
充電ドックに設置した様子
充電ドックを使う場合には、底面の防水カバーを外し、横にある窪みにセットし直しておきましょう(初期状態では端子は露出しています)
充電ドックのポートに、同梱のUSB Type-CーType-AケーブルのType-C端子側を接続。充電アダプター側にType-A端子を接続しておきます
通電させた充電ドックに、LEDホームランタン本体を乗せると、給電・充電がスタート。インジケーターが光ります。なお、満充電の場合には、インジケーターが緑色になります
本体側の基本操作としては、上部のボタンを押すと照明のオン・オフを切り替えられます。また、ボタンをダイヤルのようにひねることで、明るさの調整が可能です。さらに、暖色・寒色の切り替えや、色付きライトへの切り替えなどもボタン操作で行えます。
各種ボタン。ちなみに、初期設定の際にペアリングモードに切り替わらない場合には、タイマーボタン(時計のアイコン)を5秒以上長押しましょう。中央ボタン周辺の青いライトが点滅し、ペアリングモードが有効になります
アプリからスマートに操作しよう
スマート家電としての機能を活用する場合には、「+Style」アプリに登録する必要があります。まずは、アプリストアから同アプリをインストールしたのち、+Style用のアカウントを作成・ログイン。「マイホーム」タブ画面の右上にある「+」をタップし、「照明」欄にある「照明」を選択しましょう。あとは、アプリ画面に表示される指示に従って、ペアリングを実行します。
「+Style」アプリの「マイホーム」タブ画面の右上にある「+」をタップし、「照明」欄にある「照明」を選択。画面指示に従って初期設定を行いましょう
設定が完了すると、マイホームタブの画面に「ホームランタン」(表示名は任意に設定可能)が追加されます。同アイコンをタップすると、ホームランタンの操作画面が起動します。消灯されている場合には、下部の電源アイコンをタップすると、リモートで+Style LEDホームランタンが点灯します。例えば、1階のリビングにいながら、寝室に置いてある照明をオンにすれば、夜の暗い寝室をあらかじめ照らすことが可能です。
ホームランタンのオン・オフをアプリから切り替えられます
また、「ホワイト」「カラー」「モード」のタブを切り替えることで、照明の光り方を細かく調整できます。照明の明るさや色みをアプリから変更したい場合には、これらの画面から操作を行いましょう。また、「タイマー」や「スケジュール」のボタンからは、点灯しておく時間の指定や、オン・オフを切り替えるタイミングなどを指定できるので覚えておきましょう。
明るさや色の切り替えも可能
そして、+Styleアプリに備わった「スマートモード」のカスタマイズをすることで、自動化や他のスマート家電との連携も可能に。例えば、朝の起床時に、自動的に間接照明としての+Style LEDホームランタンがオフになり、別途設置しておいたスマートカーテンが起動し、カーテンが自動で開くという設定も行えます。夜間は常夜灯的な役割で使いつつ、寝起きに消灯する手間をかけずに済みますよ。
「スマートモード」タブ画面で、左上の「自動設定」タブを指定し、右上の「+」をタップ。条件として「天候が変化した場合」で「日の出・日の入り」→「日の出」を選択し、タスクとして「デバイスを実行する」から、ホームランタンの消灯と、スマートカーテンの動作を指定。日の出時刻になると、自動でデバイスが指定の動作を実行します
+Style LEDホームランタンの良いところは、普段使いのベッドサイドランプとして間接照明的に利用しつつ、充電をしておけるので、必要なタイミングでランタンとして持ち運べることにあります。懐中電灯を常に手に届く範囲に常備しておくには、強い意識づけが必要ですが、ベッドサイドに間接照明をひとつ置いておくのは、それほど難しくないでしょう。
そして、何より憧れのスマートホームを実現する第一歩として、狙い目のアイテムだと言えます。照明機器類は、+Styleのスマート家電の基本操作に慣れるうえでも、お勧めだからです。おしゃれなベッドサイドランプが欲しいと思っていた皆さん、そしてスマートホームに興味がある皆さん。新生活シーズンに向けて、ぜひ+Style LEDホームランタン(RGB調色)の導入を検討してみてはいかがでしょうか。
The post 【レビュー】手で持ち運べるスマート照明「+Style LEDホームランタン(RGB調色)」を使ってみた first appeared on Ubergizmo JAPAN.