7月29日(金)の『徹子の部屋』に、篠原ともえが登場する。
16歳で歌手デビューし、独創的な“シノラー・ファッション”で一大ブームを巻き起こした篠原。
2018年には芸能活動を一時休止して学校に行き直し、習得しているデザインの知識を生かすべく、パタンナー技術をイチから勉強した。
そこで「1枚の布を余すことなく使う」着物の作り方で今後の服作りに取り組んでいく、という方向性が見えたという。
2019年にはアートディレクターの池澤樹と結婚。翌2020年には「退路を断つ」思いで、夫婦でデザイン事務所を立ち上げた。
まさにコロナ禍の五里霧中な船出だったと振り返る篠原。
しかし、夫の「たとえ小さな仕事でも一生懸命取り組めば、必ず次につながっていく」という言葉を信じ、寿司屋の父に嫁いだ母親の「お父さんと一緒に長い間働けたことは、私の人生最大の喜びだった」という言葉にも背中を押され、ひたすら受注した仕事を頑張ってきたそう。
そんななか2022年5月、100年以上の歴史があるニューヨークの広告賞「ニューヨークADC賞」で、篠原がデザインした作品が銀賞と銅賞の2冠を達成した。
番組では、デザイナーになることを勧めてくれた吉田拓郎との秘話も明かす。