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×月×日 何かを調べていると、全然関係のない本を読んでいるはずなのに、なぜか知ろうとしていたことや人物が登場して驚くことがある。『それで君の声はどこにあるんだ? 黒人神学から学んだこと』(榎本空著、岩波書店、2200円)に出てきたカール・バルトがまさにそうだった。同書は、「黒人解放の神…