もっと詳しく

決戦 十四 抜け駆けの功名――主に動くなと言われているのに無視して、敵に突撃し、大手柄を立てること――に、晴賢(はるかた)は寛容で大いに褒めたたえ知行をました。一方、毛利家には「どれほど大手柄を立てても軍規に違背した輩(やから)は斬る」という鉄の軍規、重い掟(おきて)があり、元就(もとな…