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<p>イギリスの法廷弁護士、かつらと法服姿でストライキ 報酬「低すぎる」 – BBCニュース</p><p>BBCニュース – イギリスの法廷弁護士、かつらと法服姿でストライキ 報酬「低すぎる」</p><p>英イングランドとウェールズ各地で27日、刑事事件を担当する法廷弁護士が、報酬への不満を理由にストライキに入った。</p><p>CBA会長のジョー・シドゥ勅選弁護士は中央刑事裁判所前で、ストライキを起こした同僚たちが「壮大なスケールの危機に飲み込まれている」と訴えた 首相官邸は、一般的な法廷弁護士で年収が約7000ポンド(約116万円)アップとなる、15%の賃上げ案に同意するよう法廷弁護士に求めた。 しかし、ブライメロウ勅選弁護士はマンチェスター刑事法院前でBBCに対し、このシステムは新型コロナウイルスのパンデミック中を含め、長い間「善意」のもとで成り立ってきたと説明。下級法廷弁護士は「ばかばかしいほど長時間」働いていると語った。 そして、この問題は「法廷弁護士ではなく政府が引き起こしたものだ」と述べた。 法廷弁護士で作家のクリス・ドー氏はBBCニュースに対し、下級法廷弁護士は「はした金」で働いていて、裁判が延期になると全く何ももらえないこともあると話した。 また、政府が提案した15%の賃上げはとうてい「満足できる」ものではなく、施行される頃には「インフレで帳消しになる」だろうと指摘した。 その上で、政府が方針を変更しなければ、ストライキは8月か「それ以降」まで続くだろうと述べた。 刑事司法に携わる弁護士(実際に出廷する法廷弁護士と、指導する側の事務弁護士)の数はこの10年で減少傾向にある。法律扶助制度の対象となる事件を担当すると生活が成り立たなくなるとの声が多くあがっている。 法廷弁護士の収入は?</p>