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<p>OPECプラスの石油供給量、合意水準を5億バレル余り下回る</p><p>OPECプラスの石油供給量、合意水準を5億バレル余り下回る</p><p>石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成するOPECプラスの石油供給量は、目標を5億バレル余り下回っている。世界の需給を安定させる同グループの能力への懸念が高まっている。</p><p>OPECプラスは2020年5月、世界の原油市場のバランスを取り戻すため協調減産を開始。それ以来、減産の規模を徐々に縮小しているが、グループの合計生産量は合意で定められた水準を5億6200万バレル下回っている。OPECプラスの共同技術委員会(JTC)のデータが示した。 5月の合計生産量は目標を日量270万バレル下回り、減産順守率が256%に急上昇した。 Under Target OPEC+ members are pumping much less oil than their quotas allow Source: OPEC+; chart shows output only for members under a quota 一部の産油国が投資縮小や運営上の問題に対処する中で、OPECプラスはこの数カ月間、公約した量の供給に苦戦している。</p>