もっと詳しく

<p>みずがめ座δ(デルタ)南流星群 ピークは30日 今夜も流れ星を見られるチャンス(気象予報士 望月 圭子)</p><p>【みずがめ座δ(デルタ)南流星群 ピークは30日 今夜も流れ星を見られるチャンス】 30日土曜の夜は、みずがめ座δ(デルタ)南流星群が極大を迎えます。ただ、見ごろは..</p><p>30日土曜の夜は、みずがめ座δ(デルタ)南流星群が極大を迎えます。ただ、見ごろは、極大を中心とした数日の深夜~未明ということで、29日金曜夜も、流れ星に出会えるチャンスです。流れ星を見つけるコツや、気になる天気をまとめました。</p><p>極大を迎える時刻は、21時ごろと予測されていて、放射点の高度が上がる30日土曜深夜~31日日曜明け方が、見やすいタイミングとなります。多ければ、1時間に5個程度の流星が見られます。また、新月の時期なので、月明かりに邪魔されることもなさそうです。 さらに、みずがめ座δ(デルタ)南流星群が見ごろなのは、極大を迎える30日土曜だけではありません。極大を中心とした数日は、深夜~未明の時間帯に、流れ星に出会えるチャンスがあるのです。 流れ星を見つけるコツは? ① できるだけ、街灯など人工の明かりが少ない場所を選びましょう。人工の明かりが多いと、その明るさに邪魔をされて暗い流れ星が見づらくなり、見ることのできる流れ星の数が少なくなってしまいます。 ② できるだけ空が広く見渡せる場所を選ぶことも重要なポイントです。 ③ 空の広い範囲に注意を向けるようにしましょう。放射点の方向にはこだわる必要はありません。流星群は、放射点(流星の軌跡を逆向きに延長したときに通る点のこと)のある方向だけに出現するわけではなく、夜空のどこにでも現れます。空をより広く見渡しているほうが、より多くの流星を捉えられる可能性が高くなります。 気になる天気は? 気になる天気ですが、29日金曜夜遅くは、日本海側を中心に晴れるでしょう。太平洋側は、東北や関東、東海の沿岸部ほど、晴れる見込みです。沖縄も晴れる所がありそうです。 さらに、流星群がピークを迎える30日土曜の夜遅くは、北海道から近畿を中心に晴れるでしょう。北海道や東北では、29日金曜よりも広い範囲で晴れてきそうです。 ぜひ、7月最後の週末、夏休みの夜に、流れ星を探してみては、いかがでしょうか。</p>