オンロード・オフロードを問わず最適なパフォーマンスを発揮する、究極のオフローダーとして君臨するメルセデス・ベンツの『Gクラス』に、AMG創業55周年を記念した特別仕様車『メルセデスAMG G63エディション55』と、完全新色となる3種類のマットペイント外装色にブラックアクセントを施した『メルセデスAMG G63マグノヒーロー・エディション』が登場。両モデルともすでに予約注文の受付が開始されており、前車は全国限定200台で順次、後車は2022年10月以降のデリバリーが予定されている。
2018年に約40年ぶりの大幅刷新を受け、新世代モデルと呼ぶべき変貌を遂げた『Gクラス』は、基本的なスタイリングや堅牢なボディはそのままに、メルセデスの最新技術でアップデートすることで、より現代的なダイナミクス性能と快適性を手に入れた。
その最高峰たる『メルセデスAMG G63』をベースとした“エディション55”は、オブシディアンブラックとオパリスホワイトのエクステリアカラー(各100台)に対し、サイドミラーやスペアホイールカバーリングに、オブシディアンブラックのアクセントを施すなどシックなエクステリアを演出する。
さらに、マットタンタライトグレーペイントの22インチAMGクロススポークアルミホイールと専用デカールを特別装備し、インテリアでも“Edition 55”専用ロゴをあしらったDINAMICA仕様のAMGパフォーマンスステアリングを採用し、より特別な1台であることを主張している。
また、暑い時期のシートと接する部分の蒸れを防ぐ前席シートベンチレーターや、リラクゼーション機能を備える滑らかな肌触りのナッパレザーシートを装備。トリムの随所にカーボンを採用することで、スポーティなインテリアを演出する“AMGマットカーボンインテリアトリム”を標準装備することで、AMGの世界観をよりダイレクトに伝える空間となっている。
■特別感あふれる外観に仕上げられたマグノヒーロー・エディション
一方の“マグノヒーロー・エディション”は、ドイツ本社にて新たに設定されたマットペイント外装色グリーンヘルマグノ、マグノオパリスホワイト、マグノコッパーオレンジの3色を設定。
バンパー、ルーフトップ、ドアミラー、スペアホイールカバーリングなどにマグノナイトブラックのアクセントを施すとともに、前後スリーポインテッドスターやモデルバッジ類をブラック仕様に、ヘッドライトやウインカー等をブラックスモーク仕様にするなど、特別感あふれる外観に仕上げられた。
その足元にはマットブラックペイントの22インチAMGクロススポークアルミホイールを特別装備し、インテリアでもカーボンとDINAMICAを使用したAMGパフォーマンスステアリングを採用。こちらもシートベンチレーターや、リラクゼーション機能を備えるダイヤモンドステッチ入りのナッパレザーシートに、ナッパレザーダッシュボードを標準装備し、レザーには外装色に合わせたステッチも施される。
両モデルともに、その心臓部にはメルセデスAMG社が完全自社開発した、最高出力585PS、最大トルク850Nmを発揮する4.0リッターV8直噴ツインターボ“M177”を搭載。さらに『メルセデスAMG G63』の専用装備として、圧倒的なパフォーマンスに対応するAMG強化ブレーキや、コーナリング時やブレーキング時に硬いスプリングレート へ瞬時に切り替えることで、高い安定性と思いのままの俊敏なハンドリングを実現するAMGモデル専用サスペンションを採用している。
前述のとおり2色設定の『メルセデスAMG G63エディション55』は、各色とも右ハンドル仕様が40台、左ハンドル仕様が60台となり、価格は2750万円に。一方の『メルセデスAMG G63マグノヒーロー・エディション』も、マグノオパリスホワイトのみ右ハンドル仕様が75台用意され、全国限定300台。価格は2860万円(ともに税込)となっている。
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