本日6月29日(水)、「M-1グランプリ2022」が始動。全国の漫才師たちからのエントリーが開始された。
開催会見には、前回王者・錦鯉をはじめ、昨年のファイナリストたちや今年の有望株が登場。漫才日本一に向けての意気込みを熱く語った。
今年で18回目を迎える漫才頂上決戦「M-1グランプリ」。
今年の1回戦が免除される昨年のファイナリストとして会見に登場したのは、オズワルド、インディアンス、真空ジェシカ、モグライダー。
昨年準優勝だったオズワルドは2人揃って、「2本目の漫才の記憶がない」とキッパリ。
錦鯉に対して「マジで許せないです」と伊藤が嫉妬したり、畠中は「おもしろそうな後輩を見つけたら、よくないアドバイスをしている」と明かしたりするなど、優勝できなかった悔しさをにじませる。
さらに、今年の仕上がりを聞かれると「お話にならない」(伊藤)とまだまだエンジンがかかってない様子ながら、「追い込まれての我々ですから」と余裕を見せた。
3年連続決勝戦進出のインディアンスは、きむが「M-1の戦い方がわかってきた」「オズワルドと違って仕上がりまくってるので今年は必ず優勝できるんじゃないかと」とビックマウスを連発。
しかし、伊藤からネットニュースで話題となっているAマッソ・村上との大ゲンカをネタにされると、「ちゃんとM-1で戦おうと思います」と大人しくなってしまう。
昨年初の決勝戦進出となった真空ジェシカは、紹介されるや否や川北が「真空ジェシカじゃないです」と言い出し会場内がおかしな空気に…。
そんな相方にガクは「M-1きっかけで仕事をたくさんいただいたが、やる度に1ポイントずつ下げている。今年優勝して僕らを扱わざるを得ないようにしたい」と意気込みを語った。
同じく昨年初めて決勝戦に進出したモグライダーは、ともしげの結婚を会場全体で祝福。新婚生活について聞かれると「彼女も毎日笑顔で楽しい」とノロけ、相方・芝も「奥さんが毎日占いで調べたラッキーカラーの服を着て来る」とラブラブぶりを暴露。
今年は妻にトロフィーを持って帰るためにも「優勝します!」と力強く宣言した。
後半は、初の決勝進出を目指す注目コンビ4組が登場。
昨年、敗者復活戦で国民投票2位と大躍進した男性ブランコは、初めての記者会見に緊張気味。ボケが大いにスベり窮地に立たされると、すかさずコウテイ・九条が出てきてピストルを撃つボケでその場を制圧。
司会の川島明(麒麟)が「気を付けてください、スベッたら撃たれますよ」と続く芸人たちに注意を促す。
そのコウテイは、昨年下田がコロナに感染してしまい3回戦を棄権。
そのことを九条から責められたことを根に持っている下田に対して、九条はそのことをきっかけに先人たちの言葉を吸収できたと明かし、“一番刺さった先人の言葉”として、ティモンディ高岸の「やればできる!」を大声で紹介していた。
また、昨年結成2年で準決勝進出したヨネダ2000は、誠が愛の陰に隠れてなかなか出て来なかったり、愛が自身の“800円T(シャツ)”のことばかり気にしたりと、若手とは思えないマイペースぶりを発揮。
ダウンタウンのことを“松浜コンビ”とバドミントンのコンビのように言うボケには、川島ら先輩芸人たちも舌を巻いていた。
そして、マユリカには川島から「芸人仲間のあいだでマユリカがすごいと評判」とうれしい言葉が。
しかし、中谷にはそれどころではない心配事が…。なんと最近ラジオで母親のことをイジったことがバレて、絶縁されてしまったそう。
実家からどんどん荷物が送られてくるという緊急事態に、「絶対に決勝に行って復縁したい」と切望すると、川島の「マザーワングランプリ」という言葉に会場が大いに沸いた。