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 6月28日、スーパーバイク世界選手権(SBK)に参戦しているドゥカティは、2023年もアルバロ・バウティスタを起用すると発表した。

 バウティスタは2010年から2018年までロードレース世界選手権MotoGPに参戦していた。2019年からはSBKに戦いの場を移してAruba.it レーシング-ドゥカティで、ドゥカティ パニガーレV4 Rを駆り16勝を含む24度の表彰台を飾りランキング2位を獲得した。

 翌2020年と2021年はホンダのワークスチームとして誕生したTeam HRCに移籍。ホンダCBR1000RR-R FIREBLADE SPで、初年度は1度の3位表彰台でランキング9位、2年目は2度の3位表彰台でランキング10位につけた。

 そして、2022年にはAruba.it レーシング-ドゥカティに戻り、再びパニガーレV4 Rを駆っており、現在6勝を含む12度の表彰台でランキングは1位だ。

 そんなバウティスタはドゥカティと契約を更新して、2023年もAruba.it レーシング-ドゥカティからSBKに参戦することが発表された。

2022SBK:アルバロ・バウティスタ(Aruba.it Racing - Ducati)
2022SBK:アルバロ・バウティスタ(Aruba.it Racing – Ducati)

■アルバロバウティスタ
「僕にとって家族のような存在であるAruba.it Racing – Ducati Teamで少なくとももう1年継続参戦することができ、とても嬉しく思っているよ。このチームとは常に良好な関係を築けており、復帰してからは、2019年シーズンよりもさらにポジティブな感情を抱いている」

「何かがこれだけうまくいくと、前を見て仕事を続けるしかない。自分はまだトップにいると感じているし、まだ多くを与えることができると感じている。肉体的にも精神的にも、今が自分のキャリアの中でベストな時期だと思っているんだ」

「また、ドゥカティという非常に重要なファクトリーで、技術志向で、常に開発を続けている会社と仕事を続けられることも、とてもうれしい。このプロジェクト、このチームに参加することは、個人的には信じられないことだと思っている」