“統一教会”は、自民党の中でも伝統を重んじる安倍派の議員との接点が多くなっています。その背景には家族や家庭を重視する思想や、安倍元首相に連なる長年の関係があるとみられます。互いにメリットがある「持ちつ持たれつ」の関係の実態を考えます。
「さらにこのうち、いわゆる清和会、今で言う安倍派に所属していた議員は7人と(派閥別では)最も多くなっています。安倍派が多いのはなぜでしょうか?」
「教団の問題に詳しい紀藤正樹弁護士は、『かつて“統一教会”の施設の隣に安倍元首相の祖父にあたる岸信介元首相の家があり、そのころから付き合いが続いている。創始者の文鮮明(ムン・ソンミョン)氏と岸氏は、ほとんど盟友と言って良い』と話しています」
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