航続距離は500km〜600kmを目指し開発中
トヨタは現在、中国「BYD」社と新型EVセダン『bZ SDN』を開発中だが、その市販型とみられる特許画像が流出、スパイショットと共にスウェーデンのエンージェントから入手した。
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パテント画像は、コンセプトと非常にているが、よく見るといくつかの変更がある。まず第一にエアロホイールカバーではなく、マルチスポーク合金ホイールを装備。コンセプトにあった黒いサイドミラーとフラッシュドアハンドルはないが、特許画像のため今後改良される可能性が高い。もう一つの違いは、 コーナーエアインテーク周辺を含むフロントバンパーのデザインだ。ヘッドライト内部も削除されているが、コンセプト同様に4連LEDが搭載される可能性が高いだろう。
また後部では、bZ4Xを彷彿させるLEDテールライト、アグレッシブなバンパーが確認できる。キャビン内には、中央に流行のタブレットタイプの大型インフォテインメントディスプレイを配置、他はシートで隠されているが、ミニマリストなレイアウトとなるだろう。
リークされたボディサイズは、全長186インチ(4,725mm)でカローラセダンとカムリの間に配置される。しかし、ホイールベースは113.4インチ(2,880mm)とこの両モデルより長く、テスラ3とほぼ同レベルの数値となっている。
注目のEVスペックだが、BYDのLFPブレードリン酸鉄リチウムバッテリーテクノロジーを採用すると噂されており、最高出力190psを発揮するシングルモーターと最高出力240psを発揮するデュアルモーターをラインアップ。前者はFF、後者は4WDで、航続距離は500km〜600kmを目指し開発中だと言う。
bZ SDNのワールドプレミアは、2022年内と予想される。
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