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太平洋戦争中、旧陸軍がひそかに進めたのが原爆開発「ニ号研究」だ。計画を率いた理化学研究所の仁科芳雄博士がつづった新発見の手紙が科学史研究者の注目を集めている。基礎研究を好んだ「日本の物理学の父」が戦局の悪化とともに原爆開発に巻き込まれていった様子がうかがえる。2018年、仁科記念財団…