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<p>170カラットのピンクダイヤ発見、過去300年で最大か</p><p>170カラットのピンクダイヤ発見、過去300年で最大か</p><p>アフリカ南西部のアンゴラで発見された170カラットのピンクダイヤモンドは、過去300年間で見つかった同種の宝石の中で最大の可能性がある。オーストラリアの採掘業者、ルカパ・ダイヤモンド社が明らかにした。</p><p>「ルロ・ローズ」は現行の大まかな値付け作業を終えた後、オークションにかけられる/Lucapa Diamond Company 当該のピンクダイヤモンドは、アンゴラ国営のダイヤモンド販売会社によって競売にかけられる見通し。ウェザーオール氏はその価値について推計するのを控えた。どのくらいの価値があるかを巡り、未だ検証が行われているためだ。 アンゴラ政府も今回の発見を「歴史的」なものと称えている。 「記録的で見事なピンクダイヤモンドがルロ鉱山から発見されたことが示すように、アンゴラは世界のダイヤモンド採掘の舞台で重要な役割を果たし続ける。またその可能性並びに深い関与によって得られる利益も明らかにしている。成長する我が国のダイヤモンド採掘業への投資は恩恵をもたらす」。アンゴラのデイアマンティノ・アゼベド鉱物資源・石油・ガス相はそう強調した。 サイズの大きい色つきのダイヤモンドは、近年のオークションにおいて記録的高値で落札されている。昨年4月、15.10カラットの「デビアス・カリナン・ブルー」は、サザビーズが香港で開催したオークションで5750万ドル(現在のレートで約77億円)で落札された。2016年に14.62カラットのブルーダイヤ「オッペンハイマー・ブルー」が記録した過去最高額には、わずか7万ドル弱の差で届かなかった。 ルカパによると、アンゴラ産のもので最大のダイヤモンドは「2月4日の石」と呼ばれるもので、16年2月にルロ鉱山で見つかった。404.2カラットのこのダイヤモンドは、1600万ドルで落札された。</p>