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<p>「まさかここで」の土砂災害はどこで起きているのか 全国を調査 – NHK</p><p>夜遅くに失礼いたします 「ここは大丈夫」 そう思っていても、土砂災害の被害に遭う方がいます。いったいどんな所で?全国の土砂災害を詳しく調査。リスクを知る手がかりを探りました。 #台風 #大雨 #ハザードマップ</p><p>【NHK】土砂災害の多くは土砂災害警戒区域などリスクが示されているところで起きますが、実はハザードマップなどで「危険性が示されていない」場所でも起きていることが全国調査でわかりました。突然の土石流や崖崩れ、地滑りから身を守るためにどのようなポイントに注意し避難すればいいのか。</p><p>★パターン② 土砂災害“危険箇所”やその周辺も注意 また、「土砂災害警戒区域」だけでなく「土砂災害“危険箇所”」もリスクが高く、確認しておく必要があることがわかりました。 赤と黄が“警戒区域“ そのほかが”危険箇所“ (重ねるハザードマップより) 土砂災害“警戒区域”と“危険箇所” ちょっとわかりづらいですよね…。2つとも土砂災害のリスクのある場所を示すことで共通していますが、現在、普及が進められているのは、「法的な制限もかかり厳密な調査をもとに指定される”警戒区域”」です。「”危険箇所”は警戒区域が出来る前の情報」で、その精度に課題があるほか、範囲も十分に絞り込まれていないためです。 ただ、”警戒区域”の「外」で建物被害が出たケースの内、”危険箇所”の「中」で被害が出たケースは7ありました。 牛山教授 警戒区域の方がよりエリアが絞り込まれ、信頼性も高い。まずは“警戒区域”を確認するのが基本です。ただ、土砂災害“危険箇所”に入っているかどうかも、念のため自治体などに確認してほしい ※土砂災害危険箇所 「土砂災害”警戒区域”」より歴史が古く、根拠は1966年の当時の建設省の砂防課長通達。土砂災害リスクのある箇所を地形図から抽出して指定が行われた。箇所数は2002年度時点で全国およそ52万箇所だが、現在、更新作業は行われておらず、正確な地形を反映していない箇所も。現在、国は「土砂災害”危険箇所”」に変わり、より厳密な調査を行って指定が行われる「土砂災害“警戒区域”」の普及を進めている。 “ノーマーク”の箇所でも起こりうる 高知県宿毛市山奈町山田で起きたがけ崩れは、土砂災害“警戒区域”からも、“危険箇所”からも離れた場所で起きました。 去年7月18日、この家に住んでいた69歳(当時)の男性は、それまで経験したことがないような大雨に見舞われていました。そして家の裏山から濁った水が流れ込んできたのを見て、避難しました。 「恐怖を感じるような大雨と濁った水を見て、嫌な予感がして逃げた」</p>