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<p>アトランタ連銀総裁、米国は景気後退入りには「ほど遠い」-利上げ続く</p><p>アトランタ連銀総裁、米国は景気後退入りには「ほど遠い」-利上げ続く</p><p>アトランタ連銀のボスティック総裁は、米国経済はリセッション(景気後退)入りには「ほど遠い」と述べ、インフレ抑制に向けた利上げはまだ続くとの見方を示した。</p><p>ボスティック総裁は29日、米公共ラジオ放送NPRとのインタビューで、現状に多くの人が苦しんでいることは明らかだとしながらも、「米国がリセッション下にあるとは考えていない」と述べた。その上で「われわれは高インフレに真剣に対応する必要があり、米国経済をより安定的かつ持続的な状態へ戻さなくてはならない」と続けた。 米連邦公開市場委員会(FOMC)は27日、前会合に続き主要政策金利の0.75ポイント引き上げを発表した。FOMC会合以降、公の場で発言した金融政策当局者はボスティック総裁が最初。 FOMC、2会合連続の75bp利上げ-パウエル氏は景気後退否定 (4) 同総裁は「追加利上げが必要になると確信するが、具体的にどの程度、またどのような軌道になるかについては今後数週間、数カ月間の景気動向次第だ」と発言。「次回会合までの2カ月間で多くのデータを入手する。適切な行動を見極める上で良い判断材料となるだろう」と語った。ボスティック総裁は今年のFOMC会合で議決権を有していない。</p>