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<p>日米韓が5年ぶり首脳会談、バイデン大統領が日韓関係改善を後押し</p><p>日米韓が5年ぶり首脳会談、バイデン大統領が日韓関係改善を後押し</p><p>日米韓3カ国の首脳は29日、スペインのマドリードで開かれた北大西洋条約機構(NATO)首脳会議にあわせて会談した。日米韓首脳会議は2017年以来で、バイデン米大統領は冷え込んだ日韓関係の改善を図った。</p><p>外務省の発表文によると、岸田文雄首相は核実験を含め北朝鮮によるさらなる挑発行為の可能性も排除されない中、日米韓の連携強化は不可欠だと発言。北朝鮮対応での協力を一層推進していくことで3カ国の首脳は一致した。 この前日にはスペインのフェリペ国王主催の晩さん会で、岸田首相と韓国の尹錫悦大統領が数分間会話したと日韓両政府が明らかにした。歴史認識を巡り対立することが多い両国は正式な首脳会議を19年以来開いておらず、両国首脳の会話はまれだ。 外務省によると、岸田首相はこの会話で、「非常に厳しい」日韓関係の修復に尹大統領が取り組むことを望んでいると表明。一方で尹大統領は、7月10日に予定される日本の参院選が終われば速やかに二国間問題を解決し、より「未来志向の」道筋に踏み出す用意があると述べたという。韓国大統領府が明らかにした。 原題:</p>