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<p>【特集】 メモリ4GBはさすがにもう限界か。メモリをケチってはいけない理由を4GB~32GBで徹底比較</p><p>メモリ4GBはさすがにもう限界か。メモリをケチってはいけない理由を4GB~32GBで徹底比較 #メモリ #メモリ容量</p><p>今でこそ、PCではメモリ8GBが最低限の容量となりつつあるが、数年前の低価格モデルでは4GBが標準的だった。PCの買い換えサイクルは一般的に3~5年と言われるほど長いため、今なお4GBの環境でストレスを感じつつPCを操作をしているという人は、それなりにいることだろう。</p><p>DT5はCore i5-11400を搭載しており、比較的性能は高い。そのため、ここでの検証はワーストケースではなく、限りなくベストケースに近いものと捉えていただきたい。 【検証1】シングルタスク処理の性能差 メモリの容量が異なる4パターンの環境をできるだけ均等に測るため、検証ではWindows 11に標準搭載されている自動化ツールの「Power Automate」を利用した。Power Automateを使えば、Photoshopに写真を取り込み、色調補正やフィルタをかける、Excelファイルを複数開いてコピー&ペーストしながらグラフ化するといった一連の流れが自動化できる。 Power Automateはフローをクラウドに保存し、実行の際にダウンロードを行なう。このダウンロード時間に若干の差があるため、映像の同期はフローのダウンロード後、準備を経て「実行」に移ったタイミングとしている。それではメモリ搭載量による性能差を映像によって見ていこう。 Webブラウザでの違い まずはアプリケーション単体で容量の差を比較をしていきたい。最初はWebブラウザだ。このフローでは、Edgeの新規タブを開く、スクロール、戻る、タブを切り換える、YouTube再生などを織り込んだ。最終的に13のタブを開いた後、最初のタブに切り換え、以降13タブ目まで順次タブ切り換えを行なった。 まず、Edgeが起動する時点で4GB環境はわずかに遅れているが、2つ目のタブを開くタイミングでこの差はより明確に現われた。</p>