クラレは、自社のポリアミド(ナイロン=PA)9T「ジェネスタ」について、今年10~12月中のタイ工場稼働にともなう生産増強を皮切りに世界展開を加速させる。PAはエンジニアリングプラスチック(エンプラ)の中でも自動車のエンジン周りの部品に多く使われており、今後の電気自動車(EV)へのシフトが逆風になるとの見方が強いが、ジェネスタはEVなどに使われる電子部品用途で、PA6Tやスーパーエンプラからの置き換えによる成長戦略を描く。「低吸水性と強度のバランスを生かし、これまで想像もしていなかった用途での引き合いもある」(同社)という。続きは本紙で
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