https://www.sankei.com/article/20220730-LEXVY2SQLRLB5O74AM2KMFWBMM/
30日の臨時党大会で、創業者の松井一郎代表(大阪市長)の辞任が承認され、代表選実施が決まった日本維新の会。これまでは松井氏による強力なガバナンスの下、国会議員と地方議員の間での絶妙な勢力の均衡を保ってきた。だが松井氏の辞任表明を受け、水面下ではすでに勢力の綱引きが始まっており、新代表によってはそのまま主導権争いが激化する可能性もある。
「党内選挙は血みどろになる争いをやったらいい」
28日の記者会見で、松井氏は結党以来初となる代表選について問われ、こう語った。
かつて自民党の大阪府議だった松井氏は、自民党内の派閥同士の主導権をめぐる骨肉の争いをたびたび目の当たりにしてきた。だからこそ、今回の代表選についても「本気で代表狙うなら、なりふり構わず動かないといけない」と力を込める。
もっとも、その自民よりも熾烈(しれつ)な争いになる可能性がある。地域政党が発祥の維新は、国会議員と地方議員は横並びの関係にあり、代表選でも国会議員だけでなく、地方議員や自治体の首長などの特別党員の推薦人30人を集めれば立候補できる。推薦人を国会議員に限定するほかの国政政党よりも、立候補のハードルが低いためだ。
実際、立候補に向けた活動はすでに活発化している。候補を模索する国会議員らが来阪し、地方議員にあいさつにまわったり、有志で集まった勉強会のメンバーに、推薦人になるよう声をかけたりしているという。
ただ、そうした中でも注目されるのはやはり「絶対的存在」である松井氏の動向だ。松井氏は「新代表にはまとめる力が必要」と公言し、選挙戦が始まれば推薦する人物を明らかにする考えを示しており、どこまで党員らに影響するかが焦点となる。
代表選に向けて早くも思惑が交錯する維新。ある国会議員からはこんな声ももれる。「松井さんの代わりは本当にいない。誰がやっても不満は出る」
引用元: ・【維新】「血みどろの争いを」 創業者なき維新、「ポスト松井」の行方は [七波羅探題★]
見捨てたの?
そりゃそうだろうな
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