2022年F1ハンガリーGPの金曜、フェラーリのシャルル・ルクレールはフリー走行1=3番手/2=1番手、カルロス・サインツはフリー走行1=1番手/2=3番手だった。フェラーリは両セッションを制し、FP2最速のルクレールは、2番手ランド・ノリス(マクラーレン)に0.217秒の差をつけた。
■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
フリー走行1=3番手(1分19秒039:ソフトタイヤ/26周)/2=1番手(1分18秒445:ソフトタイヤ/27周)
今週末は天候が変化するといわれている。今日はセットアップ作業を集中的に行った。明日のFP3ではドライでのデータを集めることができないかもしれないので、レースシミュレーションも実施した。このサーキットは通常、路面の進化がとても大きいのだが、今日は予想していたほどではなかったね。明日はタイヤを正しいウインドウに入れることが鍵になってくるだろう。
(走行後の会見で語り)とても生産的な一日だった。マシンにおいてたくさんのことを変更した。FP1はトリッキーだったけれど、FP2は正しい道に進むことができた。日曜に向けて適切な仕事ができたと考えている。
明日は雨が降るらしいね。コンディションにうまく適応し、タイヤを正しいウインドウに入れる必要がある。雨のときにはそれは簡単なことではない。その点をうまくやることが僕たちにとっての優先事項だ。タイヤを正しいウインドウに入れることができれば、アドバンテージを維持することができるだろう。
■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)
フリー走行1=1番手(1分18秒750:ソフトタイヤ/26周)/2=3番手(1分18秒676:ソフトタイヤ/29周)
興味深い金曜日だった。FP1でガレージから出て行ってすぐにマシンにいい感触を持てて、良いラップを走ることができた。
FP2では、明日とレースに向けてどの方向性がベストなのかを評価するため、いくつかのセットアップ変更を試した。少し感触を失った感はあるが、マシンのバランスとペースに関してはいい状態にある。明日は雨になりそうなので、コンディションに適応していかないといけない。今日はチームにとってポジティブな日だった。土日も楽しみだ。