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<p>【恐怖】キャバクラ店前に”ヤクザ風”男が大挙 「暴力団お断り」に逆ギレ嫌がらせ 幹部ら9人逮捕 東京・歌舞伎町</p><p>【恐怖】キャバクラ店前に”ヤクザ風”男が大挙 「暴力団お断り」に逆ギレ嫌がらせ 幹部ら9人逮捕 東京・歌舞伎町 #FNNプライムオンライン</p><p>東京・歌舞伎町のキャバクラ店の前に、大勢の暴力団員をたむろさせて、店の営業を妨害した疑いで、幹部の男らが逮捕された。「暴力団お断り」に腹を立てて、店に”嫌がらせ”をしたとみられている。指定暴力団住吉会幸平一家・堺組の幹部・瓜生拓也容疑者(42)らは、歌舞伎町のキャバクラ店に、客として訪れていたという。ところが、数回、通っているうちに、暴力団関係者であることが、店側にバレたとのこと。この店は、暴力団排除を掲げる優良店だったのだ。店長は、キャストを通じて、「うちは暴力団排除の店なので来ないでくれ」…</p><p>東京・歌舞伎町のキャバクラ店の前に、大勢の暴力団員をたむろさせて、店の営業を妨害した疑いで、幹部の男らが逮捕された。「暴力団お断り」に腹を立てて、店に”嫌がらせ”をしたとみられている。 「暴力団お断り」説得は1~2カ月続いた 指定暴力団住吉会幸平一家・堺組の幹部・瓜生拓也容疑者(42)らは、歌舞伎町のキャバクラ店に、客として訪れていたという。ところが、数回、通っているうちに、暴力団関係者であることが、店側にバレたとのこと。 逮捕された瓜生拓也容疑者(42)(27日午後 品川署) この店は、暴力団排除を掲げる優良店だったのだ。店長は、キャストを通じて、「うちは暴力団排除の店なので来ないでくれ」と伝えたという。店側から、瓜生容疑者側への”説得”は、去年10月ごろから1~2カ月間に渡って続いたそうだ。 すると、12月6日になって、堺組の幹部から、店に電話が入った。その日のうちに、店長は、近くのカフェに呼び出されたという。「暴力団なのでダメです。もう来ないで下さい」。その場で店長は、キッパリと、そう申し入れた。すると、その日から”嫌がらせ”が始まったのだ。 店の前には大勢の暴力団員が 警視庁暴力団対策課の発表によると、瓜生容疑者らは、「暴力団としての威力を誇示しながら」、店の出入口付近にたむろするようになったという。そして、出入りする女性従業員や客らに対して、「にらみつける」などの威圧行為を繰り返したとのこと。 キャバクラ店の前には、大勢の暴力団員風の男達が、たむろするようになったという(画像はイメージ) その筋の”風貌”をした男たちが、大挙して、店の前にたむろしたら、当然、その恐怖感から、客足が遠のく可能性もある。その日に、店側は「店の前にたくさん暴力団組員がいる」と通報。警視庁が、捜査に動くことになったのだが、実は、この”嫌がらせ”は、12月6日~29日まで続いたそうだ。 結局、暴力団捜査のプロである”暴対課”が事件化に着手。1カ月弱に渡って続いた”嫌がらせ”の中で、12月24日20時~22時と、翌25日20時~22時の威圧行為について、証拠を固めて、関与した瓜生容疑者ら9人を特定。おとといからきのうにかけて逮捕した。 害虫駆除剤やカラーボール”嫌がらせ”も 暴対課は、単なる営業妨害ではなく、堺組が組織として、”嫌がらせ”に及んだと認定し、組織犯罪処罰法の「組織的威力業務妨害容疑」を適用して、9人の逮捕に踏み切った。なお、事件化はされていないものの、この店は、何者かに、トイレで害虫駆除用の煙がたかれたり、カラーボールが投げ込まれる被害を受けているそうだ。 暴対課の調べに対して瓜生容疑者は、黙秘しているという。 逮捕された9人は、調べに対して、いずれも黙秘・否認している。「店には行ったことはあるが業務を妨害していない」「(店の周辺で)タバコを吸ったり、人と待ち合わせをするなど、日常生活を送っていただけ」などと供述している組員もいるという。 このキャバクラ店の「暴排」姿勢は、高く評価されるべきだろう。警視庁には、今後、意趣返しなどがないよう、店側の保護などが求められる。 事件、事故、裁判から、医療、年金、運輸・交通・国土、教育、科学、宇宙、災害・防災など、幅広い分野をフォロー。天皇陛下など皇室の動向、都政から首都圏自治体の行政も担当。社会問題、調査報道については、分野の垣根を越えて取材に取り組んでいます。 記事</p>