2022年F1ハンガリーGPの土曜予選で、レッドブルのセルジオ・ペレスは11番手だった。ペレスはQ2の最初のラップで1分18秒516を出したが、トラックリミット違反と判断されてこのタイムを抹消された。しかしその後、スチュワードは改めて見直した後、このラップタイムを復活させた。ペレスはアタックを続けたが、渋滞の影響もあって自己ベストを更新することができず、復活された1分18秒516で11番手となり、Q2で敗退した。
クリスチャン・ホーナー代表は、予選を振り返り、「残念な予選だった。チェコはトラフィックに遭ってQ2で敗退することになり、マックス(・フェルスタッペン)は不運にもテクニカルトラブルに見舞われた」と述べている。
■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
FP3 20番手(1分48秒240:インターミディエイトタイヤ/11周)
予選 11番手(Q1=13番手1分19秒118:ソフトタイヤ/Q2=11番手1分18秒516:ソフトタイヤ)
予選は期待どおりにはいかなかった。Q2で最初のラップがトラックリミット違反で取り消されたため、2セット目のタイヤを使わざるを得なかった。後に取り消されたタイムが復活したが、その時にはすでに僕たちのセッションに影響が出ていた。おかしな状況だったよ。再びコースに出た時、ケビン(・マグヌッセン/ハース)がターン2で僕の進路を遮り、コーナーを大きく回り込まなければならず、それによってコンマ数秒を失った。そしてその後れを結局取り戻すことができなかったんだ。残念ながら、それ以上のことはできなかった。
あまり良い予選ではなかったし、今はマシンに良い感触を持っていない。でも明日は状況が改善するはずだ。もっと良いペースで走れるはずなので、挽回してしっかりポイントをつかみたい。