7月31日、2022年FIA F3第6戦ブダペストの決勝レース2(フィーチャーレース)がハンガリーのハンガロリンクで開催され、アレクサンダー・スモリヤー(MPモータースポーツ)がポール・トゥ・ウインで、今季初優勝を飾った。2位にはゼイン・マロニー(トライデント)が、3位にはフェラーリ育成のオリバー・ベアマン(プレマ・レーシング)が続いた。
なおFIAは、ウクライナへの軍事侵攻を行っているロシアへの対応として、ロシアとベラルーシのドライバーは、中立の立場でFIAのフラッグのもと、競技に出場することを認めている。そのため、ロシア人ドライバーのスモリヤーは表彰台の中央に立ったが、表彰式でのロシア国旗の掲揚、ならびにロシア国歌の演奏は行われなかった。
日系アメリカ人の牛島リース(ファン・アメルスフォールト・レーシング)は19番手スタートから熾烈な入賞争いを繰り広げるも14位でチェッカーを受け、ポイント獲得とはならなかった。
2022年シーズンのFIA F3、次戦となる第7戦スパ・フランコルシャンは、8月26〜28日にベルギーのスパ・フランコルシャン・サーキットで開催される。


■FIA F3第6戦ブダペスト レース2 暫定結果
| Pos. | No. | Driver | Team | Time/Gap |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 11 | A.スモリアー | MPモータースポーツ | 24Laps |
| 2 | 3 | Z.マロニー | トライデント | 5.560 |
| 3 | 6 | O.ベアマン | プレマ・レーシング | 5.585 |
| 4 | 26 | Z.オサリバン | カーリン | 7.316 |
| 5 | 5 | J.クロフォード | プレマ・レーシング | 8.705 |
| 6 | 9 | J.コレア | ARTグランプリ | 10.059 |
| 7 | 12 | K.マイニ | MPモータースポーツ | 10.578 |
| 8 | 4 | A.ルクレール | プレマ・レーシング | 10.983 |
| 9 | 10 | C.コレ | MPモータースポーツ | 19.452 |
| 10 | 7 | V.マルタンス | ARTグランプリ | 19.614 |
| 11 | 8 | G.ソーシー | ARTグランプリ | 22.570 |
| 12 | 2 | R.スタネ | トライデント | 23.027 |
| 13 | 20 | D.ビダレス | カンポス・レーシング | 32.473 |
| 14 | 31 | 牛島リース | ファン・アメルスフォールト・レーシング | 35.487 |
| 15 | 29 | F.コラピント | ファン・アメルスフォールト・レーシング | 38.020 |
| 16 | 25 | W.アラタロ | イェンツァー・モータースポーツ | 39.532 |
| 17 | 23 | I.コーエン | イェンツァー・モータースポーツ | 40.124 |
| 18 | 18 | I.ハジャル | ハイテックGP | 40.642 |
| 19 | 28 | E.トゥルーリ | カーリン | 40.978 |
| 20 | 17 | K.フレデリック | ハイテックGP | 41.152 |
| 21 | 30 | R.ヴィラゴメス | ファン・アメルスフォールト・レーシング | 41.691 |
| 22 | 27 | B.ベナヴィデス | カーリン | 47.360 |
| 23 | 15 | C.マンセル | チャロウズ・レーシング・システム | 57.609 |
| 24 | 1 | J.エドガー | トライデント | 1’09.334 |
| 25 | 24 | F.マルベスティティ | イェンツァー・モータースポーツ | 1’10.674 |
| 26 | 19 | N.アズマン | ハイテックGP | 1’14.488 |
| 27 | 16 | F.ピッツィ | チャロウズ・レーシング・システム | 1’16.800 |
| 28 | 21 | O.ゲーテ | カンポス・レーシング | 1’27.064 |
| 29 | 22 | J.マルティ | カンポス・レーシング | 1Lap |
| – | 14 | L.トーチ | チャロウズ・レーシング・システム | DNF |