2022年F1ハンガリーGPの土曜予選で、メルセデスのルイス・ハミルトンは7番手だった。ハミルトンはQ3の最初のラップはユーズドソフトタイヤで走行、1分18秒142を記録。フレッシュタイヤを履いた2回目最後のランにすべてをかけたが、その重要なタイミングでDRSにトラブルが発生し、アタックを中止しなければならなかった。
トラックサイド・エンジニアリング・ディレクターのアンドリュー・ショブリンは「ルイスは最悪のタイミングでDRSトラブルに見舞われた。新品タイヤでの唯一のラップを開始したところだったのだ。今の段階ではなぜその問題が発生したのか分からないので、これから調査する」と述べている。
■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム)
FP3 11番手(1分44秒832:インターミディエイトタイヤ/11周)
予選 7番手(Q1=1番手1分18秒374:ソフトタイヤ/Q2=5番手1分18秒035:ソフトタイヤ/Q3=7番手1分18秒142:ソフトタイヤ)
DRSが動かなかったんだ。ずっと苦労してきて、ついにフロントロウを狙うチャンスが訪れたというのに、DRSのトラブルのために戦えないなんて、悔しいよ。昨夜、サーキットでもファクトリーでも皆でたくさんの作業に取り組んだ。FP3ではマシンの感触は良くなかったが、予選では強さを感じた。自分たちがどれぐらいのペースを発揮できるのか分からずにいた。そしてこのペースがどこから来たのかは分からないが、チームにとってとてもポジティブな一日だった。
明日は7番グリッドからポジションを上げ、勝利に向けてサポートし、貢献するため、自分にできることをするつもりだ。自分たちのレースペースがどうなのかは分からない。でも攻めていくことが可能だといいね。
ジョージ(・ラッセル)におめでとうと言いたい。初ポールポジションというのは最高の気分だよね。僕たちチームにとっても大きな意味のあるポールだ。