ホンダ、新型『シビック・タイプR』を世界初公開。FF最速の圧倒的な速さ、究極の操る喜びを追求

 7月21日、ホンダは2022年9月に日本で発売予定の新型『CIVIC TYPE R(シビック・タイプR)』を世界初公開し、オンラインで実施されたワールドプレミアでは、新型シビック・タイプのエクステリア・インテリアデザインを披露するとともに、ダイナミクス性能の進化点を公表した。

LMDh車両でのWEC参戦は「明言できない」2023年はワークス活動に集中へ【BMWモータースポーツ代表に聞く/前編】

 2022年のル・マン24時間レース開催期間中の6月6日に、2023年デビュー予定の新型LMDh車両『BMW M ハイブリッドV8』を正式発表したBMW。彼らは当初より、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権GTPクラスへの参戦を明言していたが、ル・マンのパドックもこのBMWの発表には大いに沸いた。

 当然ながら、今後はル・マン24時間含むWEC世界耐久選手権への参戦もあるのではないか? という噂も、ル・マンで飛び交っていた。そのあたりの現状を含め、後日ミュンヘンのBMWモータースポーツで、アンドレアス・ルース代表に話を聞いた。

 なお、ルース氏は2021年9月までアウディスポーツのワークスチームのプロジェクトマネージャーを務め、LMP1やDTMのワークス活動の総括等、アウディスポーツの幹部として長年勤務していた人物である。

ウイリアムズF1、フランスGPでラティフィにもアップグレードを投入へ。過去2戦で十分なフィードバックを取得

 ウイリアムズは、今週末のF1第12戦フランスGPでニコラス・ラティフィにFW44の最新パッケージを実装できる状態になったと述べている。

 アレクサンダー・アルボンのマシンには先に第10戦イギリスGPで空力のアップデートが投入されたが、悪天候のシルバーストンでアルボンがスタート直後にクラッシュしたため、ウイリアムズは全面的な変更については限られたデータしか収集できなかった。

ハミルトン、F1フランスGPのFP1は走行せず。メルセデスが若手ドライバーテスト規則に基づきデ・フリースを起用

 メルセデスF1チームは、第12戦フランスGPの金曜フリープラクティス1で、ルイス・ハミルトンのマシンにニック・デ・フリースを乗せることを発表した。2022年のF1競技レギュレーションにおいて、各チームはシーズン中に2回、若手ドライバーを金曜プラクティスで起用することが義務付けられている。

 F1は、F1昇格を目指すドライバーたちにF1マシンで走行する機会を与えるための規定として、金曜プラクティスでの走行について以下のように定めた。

完走から10カ月、ふたたびル・マンを訪れた青木拓磨「僕にとって特別な場所。またレースに出たい」

 1998年にテスト走行中に起きた不慮の事故により脊髄損傷を負い、下半身不随になるという悲劇に襲われるも、翌年にはホンダ・レーシングの二輪の助監督として車椅子で復帰。その後も不屈の精神で四輪レーサーとしての夢を追い続け、世界で活躍し続ける一方で、バイクや自動車の楽しさを伝えるべく、日本各地を精力的に飛び回る多忙な日々を送る青木拓磨。

 2021年にはついに長年の夢であり、念願だったル・マン24時間レースにイノベーティブカークラスから初参戦し、ハンドドライブ仕様のLMP2カーを駆り完走を遂げたシーンはまだ記憶に新しい。そんな彼が今年6月に開催されたル・マンのパドックに車椅子を軽快に操ってふたたび姿を現したとあり、改めてル・マンへの想いを聞いた。