ブリーンが初日トップ。競技前にロールした勝田は7番手も、首位と0.9秒差/WRC第7戦エストニア

 WRC世界ラリー選手権の2022年シーズン第7戦『ラリー・エストニア』が7月14日に開幕した。開催地のエストニアでは同日朝からシェイクダウンが行われた後、20時半過ぎからタルトゥのショートステージでスーパーSSが行われ、Mスポーツ・フォードWRTのクレイグ・ブリーン(フォード・プーマ・ラリー1)がトップタイムをマーク。SS1を終えた時点での総合トップに立っている。日本人WRCドライバーの勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)は首位から0.9秒差の7番手につけた。

 ウエットコンディションで行われたシェイクダウンから一転、ドライコンディションとなった14日夕方のSS1は、全長1.66kmのショートステージ“タルトゥ1”で争われた。前年とは進行方向が逆向きになった同ステージで最速タイムを記録したのはブリーンだった。

【渡辺康治HRC社長インタビュー後編】2025年末までのサポートに関する契約は今後締結へ「ある程度活動を続けられる」

 ホンダの首脳陣が、2022年F1第11戦オーストリアGPが開催されたレッドブルリンクを訪れた。その目的は、レッドブルへの表敬訪問だ。レッドブルリンクを訪れたメンバーのひとりであるHRCの渡辺康治社長は、ホンダの将来について様々な噂が流れてはいるものの、すぐにF1に復帰するという議論はしていないと認めた。だがレッドブルへのサポートを終え、完全にF1から離れることになった後も、F1の技術的な面には注目していきたいと語った。

【順位結果】2022年WRC第7戦エストニア SS1後

 WRC世界ラリー選手権の2022年シーズン第7戦『ラリー・エストニア』が7月14日に開幕した。開催地のエストニアでは同日朝からシェイクダウンが行われた後、20時半過ぎからタルトゥのショートステージでスーパーSSが行われ、Mスポーツ・フォードWRTのクレイグ・ブリーン(フォード・プーマ・ラリー1)がトップタイムをマーク。SS1を終えた時点での総合トップに立っている。日本人WRCドライバーの勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)は首位から0.9秒差の7番手につけた。

■2022年WRC世界ラリー選手権第7戦ラリー・エストニア暫定結果 SS1後

フェラーリ育成シュワルツマン、FP1出場に備えてF1テスト。イスラエルライセンスでの初走行

 フェラーリF1の育成ドライバーでテストドライバーを務めるロバート・シュワルツマンは、7月13日、ムジェロ・サーキットにおいて、2021年型F1マシン、フェラーリSF21で走行する機会を得た。フェラーリは、今シーズン中の金曜プラクティス1にシュワルツマンを起用する予定だ。

 F1は若手ドライバーにF1マシンで走行する機会を与える目的で、全チームに1シーズン最低2回の金曜フリープラクティスで若手ドライバーを起用することを義務付けている。フェラーリは今年序盤の段階でシュワルツマンをFP1で走らせることを決めた。

愛知・岐阜で開催のWRCラリージャパン2022、競技スケジュールが発表。チケット詳細も

 7月15日、ラリージャパン事務局は、2022年11月10日から13日にかけて、愛知県と岐阜県の両県で開催される『フォーラムエイト・ラリージャパン2022』の競技スケジュールと追加のチケット情報を発表した。

 WRC世界ラリー選手権の2022年シーズン最終戦として開催されるラリージャパン。2020年、21年の開催中止を経て迎える今秋の大会は、ラリーの拠点となるサービスパークが置かれる豊田スタジアムでのセレモニアルスタートを皮切りに、10日(木)から13日(日)までの4日間で全19本のSSで争われることが明らかになった。