アルファタウリF1との早期の契約締結を喜ぶガスリー「来年のマシンをどう開発するか戦略を練る時間がある」

 ピエール・ガスリーは、2023年のアルファタウリのシートが早期に決まったことで、チームとドライバーに来年の準備に向けた明確な考えが示されたと述べている。

 チームは先週、ガスリーと2023年の契約を締結した。したがって、夏の間にガスリーが心配する必要のあることがひとつ減ったことになる。

「このチームでさらに18カ月を過ごせるということが分かっているという事実も含めて、いろいろな理由から今週末のシルバーストンを楽しみにしている」とガスリーはアルファタウリのイギリスGPプレビューで語った。

【渥美心のEWC参戦記】レース直前にライダー負傷で交代、電子制御なしとトラブル続き。最後は一致団結で表彰台/第2戦スパ24時間(後編)

 2022年はフランスに移住し、OG Motorsport BY SarazinからFIM世界耐久選手権(EWC)に“フル参戦”することになった渥美心選手。そんな渥美選手がEWC参戦のなかで感じた、日本のレースとの違いや耐久レースならではの出来事や裏側を語ります。

 今回は2001年以来に開催されたスパ24時間の雰囲気やレースに参戦した心情や表彰台獲得の思いなど、レースウイークの日々を渥美選手と同行している広報兼ヘルパーの目線でお伝えします!

【動画】ヒヤリシーンやアクシデントで振り返るWRC第6戦サファリ・ラリー・ケニア

 6月23~26日に開催されたWRC世界ラリー選手権第6戦ケニア。19年ぶりに復活した2021年の大会に続き、今大会も“サファリ・ラリーらしい”サバイバルの様相を呈したイベントのポイントとなったシーンや、あわやのシーンをまとめたクリップ集がWRCの公式YouTubeチャンネルで公開されている。

 カッレ・ロバンペラ(トヨタGRヤリス・ラリー1)がシーズン4勝目を飾り、彼の所属するTOYOTA GAZOO Racing WRTが歴史的な1-2-3-4フィニッシュを達成して幕を閉じたサファリ・ラリー・ケニアは、戦前から多数のアクシデントが起きることが予想され、それが裏切られることはなかった。

ホンダ浅木泰昭氏がF1パワーユニット開発を語る。人とくるまのテクノロジー展にてオンライン特別講演

 現在開催されている『人とくるまのテクノロジー展2022 NAGOYA』にて、ホンダレーシング常務取締役 四輪レース開発部部長の浅木泰昭氏が期間中の7月1日(金)10時より、技術開発特別講演としてF1パワーユニット開発についてオンライン講演を行う。

現地でも続いたカイゼン。WRCケニアで3位入賞の勝田貴元「壊れないクルマを作ってくれたチームに感謝」

 6月23日から26日にかけて、東アフリカのケニアで開催されたWRC世界ラリー選手権第6戦『サファリ・ラリー・ケニア』において、日本人WRCドライバーの勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)が総合3位表彰台を獲得した。2年連続でポディウムフィニッシュを果たしたイベント後、オンラインでの合同取材に応じた勝田は、過酷なラリーを耐え抜く強いクルマを作ってくれたチームを誇りに思うとともに、感謝の気持ちが大きいと語った。

 自身2度目となるWRCの表彰台を獲得したラリーのあと、「チームとしての強さが際立った」と今戦を振り返った勝田の言葉が示すとおり、彼が所属するTOYOTA GAZOO Racing WRTはこのケニアでチーム初、トヨタとしては1993年以来、29年ぶりとなる1-2-3-4フィニッシュを達成している。