TGR、GT7を用いた17歳以下対象のオンライン大会を開催。ブリヂストンをパートナーに迎える

 TOYOTA GAZOO Racingとブリヂストンは6月30日、『グランツーリスモ7』を使用し17歳以下を対象としたオンライン大会『BRIDGESTONE GT タイムトライアル U17 by TOYOTA GAZOO Racing(ブリヂストン GT タイムトライアルU17)』の開催概要を発表した。

 ブリヂストン GT タイムトライアルU17は、日本国内の免許取得前の子どもたちを対象にした大会となり、TOYOTA GAZOO Racingが毎年シリーズで開催しているグローバルオンラインレース『TOYOTA GAZOO Racing GT Cup 2022』にもつながる大会だ。

フォーミュラE、13都市18レースを予定する2022/23年シーズン9暫定カレンダーを発表

 FIA国際自動車連盟とABB FIAフォーミュラE世界選手権は6月29日、来季2022/2023年“シーズン9”の暫定カレンダーを発表した。2023年1月のメキシコ戦を皮切りに、初開催を含む13都市18レースの開催が予定されている。

 来季のシーズン9には、戦闘機の空力にインスパイアを受けた新型マシン“Gen3”の導入やマクラーレン・レーシングとマセラティの参入、そのマクラーレンにニッサンがパワーユニットを供給するなど、開幕前から多くの話題を集めている。

2022年も新型コロナウイルスの影響でマカオでのFIA F3/GTワールドカップ開催はなし

 FIA国際自動車連盟は、6月29日に行われたワールド・モータースポーツ・カウンシルの決定事項として、2019年までマカオのギア・サーキットを舞台に争われてきたFIA F3ワールドカップ、FIA GTワールドカップについて、2022年も新型コロナウイルスにともなう制限のため、どちらも開催されないと発表した。

悪天候による3回の中断を経て、HMSのチェイス・エリオットが今季2勝目を獲得/NASCAR第17戦

 1週間のブレイクを挟み、2022年NASCARカップシリーズ第17戦『Ally 400』が6月25~26日の週末に開催され、悪天候による3回の中断と合計3時間以上に及んだ赤旗にも集中力を維持したチェイス・エリオット(ヘンドリック・モータースポーツ/シボレー・カマロ)が今季2勝目をマーク。序盤のドーバー・スピードウェイに続き、ナッシュビルのスーパースピードウェイも制してみせた。

 6月初旬にソノマでのロードコース戦を終えた一行は、久々のインターバルを経てナッシュビルに集結。そのレースウイークを前に、2017年チャンピオンのマーティン・トゥルーエクスJr.(ジョー・ギブス・レーシング/トヨタ・カムリ)がチームとの契約延長を発表し、来季もJGRに残留してカムリをドライブすることが決定。同じくリッキー・ステンハウスJr.(JTGドアティ・レーシング/シボレー・カマロ)も新たな複数年契約を締結し、引き続き47号車シボレーのステアリングを握ることとなった。

レッドブルF1から外されたビップスに対し、ハイテックが活動継続をサポート。F2は「差別的発言は容認できない」と批判

 レッドブル・レーシングのジュニアドライバーでテスト&リザーブドライバーを務めたユーリ・ビップスはオンラインゲームの最中に人種差別的な言葉を使ったことで、レッドブルからテスト&リザーブドライバー契約を打ち切られた。レッドブルのサポートのもとで参戦してきたF2での活動を継続することも難しいものとみられていたが、所属するハイテックGPは、6月29日、当初の契約を維持してビップスを今シーズンいっぱい乗せる旨の発表を行った。これに対し、F2は批判的なコメントを発表している。