P10から優勝のフェルスタッペン、チームの冷静な対応に感謝。ハードタイヤスタートを急きょ取りやめ戦略変更/F1第13戦

 2022年F1ハンガリーGP決勝で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは10番グリッドから今季8勝目を挙げた。

 予選Q3でパワー関連のトラブルが発生し、10番手に終わった後、チームはフェルスタッペンのパワーユニットに新エレメントを入れることを決めた。ICE、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-Kの3基目、エキゾーストシステムの6基目が入れられたが、すべてシーズン中に使用が許される基数内であるため、ペナルティ対象ではない。

角田裕毅19位「グリップがなくて苦戦。なぜアップグレードが効果を発揮していないのか探る必要がある」/F1第13戦決勝

 2022年F1ハンガリーGP決勝で、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は19位で完走を果たした。3回ストップでトップから2周後れでのフィニッシュだった。

 テクニカルディレクターのジョディ・エギントンはレース後に次のようにコメントした。

「今日の展開には複雑な思いだ。ピエール(・ガスリー)は(パワーユニットを交換して)ピットレーンからスタートし、非常に強力なレースをした。ソフトコンパウンドとミディアムコンパウンドをうまく使って12位でフィニッシュしたのだ。残念ながら裕毅にとってははるかに難しいレースになった。すべてのスティントでグリップとバランスに苦しみ、全体的にマシンに満足していなかった。テレメトリーからは問題が明らかになっていないが、原因を突き止めるために調査を行う必要がある」

BMW Team Studie 2022スーパー耐久第4戦オートポリス レースレポート

ENEOS スーパー耐久シリーズ 2022 Rd.4 オートポリス  PLUS with BMW Team Studieは、舞台を九州オートポリスへ移しスーパー耐久にスポット参戦する。ドライバーは、ワールドチャレンジアジ …

10番手スタートのフェルスタッペンが逆転で今季8勝目。メルセデスが2戦連続W表彰台【決勝レポート/F1第13戦】

 2022年F1第13戦ハンガリーGPの決勝が行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が優勝した。2位はルイス・ハミルトン(メルセデス)、3位はジョージ・ラッセル(メルセデス)となっている。アルファタウリの角田裕毅は19位だった。

 今年のハンガリーGPの週末は初日こそ快晴に恵まれたが、2日目は雨。そして日曜日も、決勝レース中の降水確率は60%と高い。レース開始時の現地時間午後3時の時点で、天候は曇り、気温19度、路面温度27.6度、メインストレートでは向かい風となるやや強い風が吹いている。

メルセデスAMG、2013年以来9年ぶりのスパ24時間優勝。ASPとゲットスピードで1-2達成

 7月31日、ベルギーが誇る伝統のグランプリサーキット、スパ・フランコルシャンで第74回『トタルエナジーズ・スパ24時間』の決勝レースが行われ、ラファエル・マルチェッロ/ダニエル・ジュンカデラ/ジュール・グーノン/組88号車メルセデスAMG GT3(AMGチーム・アコーディスASP)が総合優勝を果たした。

 2022年シーズンのIGTCインターコンチネンタルGTチャレンジ第2戦、およびGTワールドチャレンジ・ヨーロッパ第7戦として7月28日から開催されているスパ24時間。決勝レースは、30日土曜の定刻16時45分にスタートが切られ、グリッドに並んだ計66台のマシンが24時間後のフィニッシュを目指して走り出した。