メルセデスF1、2戦連続のダブル表彰台を達成も「まだ先頭集団に対して力を欠いている」と代表は慎重な姿勢

 メルセデスのチーム代表を務めるトト・ウォルフは、メルセデスは第13戦ハンガリーGPで「完璧なウィンドウに到達した」かもしれないが、力強さが見えたパフォーマンスの改善については、引き続き慎重でなければならないと述べている。

 先週末のハンガロリンクでは、ジョージ・ラッセルがチームに2022年シーズン初のポールポジションをもたらした。これは彼にとってF1で初めて獲得したポールポジションでもある。パフォーマンスは日曜日も発揮され、ルイス・ハミルトンが2位、ラッセルが3位でチェッカーフラッグを受けて、ダブル表彰台を獲得した。マックス・フェルスタッペン(レッドブル)に続いて表彰台に乗ったのは、2戦連続のことだ。

勝田貴元、超高速グラベルで争われた“第2のホームラリー”で6位入賞/WRCフィンランド

 8月4日から7日にかけて、北欧のフィンランドで2022年WRC世界ラリー選手権第8戦『ラリー・フィンランド』が開催された。地元ユバスキュラにサービスパークが置かれた同イベントに、TOYOTA GAZOO Racing WRTネクストジェネレーションから出場した勝田貴元/アーロン・ジョンストン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)は総合6位入賞を果たし選手権ポイントを獲得した。

 ラリー・フィンランドは、シリーズでも指折りのハイスピードラリーだ。チャレンジングなグラベル(未舗装路)ステージはドライバーたちの人気も高いが、その特性ゆえにタイム差がつきにくいことで知られる。フィンランド在住6年となる勝田にとって、このイベントは“第2のホームラリー”といえるもの。しかし、これまでの大会ではなかなか納得できる結果を残すことができていない。

佐藤万璃音、FIA F2ブダペスト戦は不完全燃焼の週末に「少しずつではあるが前に進んでいる」

 7月29〜31日、ハンガリーのハンガロリンクで開催されたFIA F2第10ラウンドのブダペスト戦。佐藤万璃音(ビルトゥジ・レーシング)にとってはユーロフォーミュラ・オープン時代に2勝を飾っている得意コースだったが、不完全燃焼の週末を送ることになってしまった。

即日完売となった『ラリージャパン2022』SS観戦チケットの追加販売が決定。8月26日発売

 8月8日、ラリージャパン事務局は、2022年11月10~13日に愛知県と岐阜県の両県にまたがって開催される、WRC世界ラリー選手権第13戦『フォーラムエイト・ラリージャパン2022』のスペシャルステージ観戦エリアチケットを追加販売すると発表した。発売日は8月26日(金)だ。

 先月28日に一般販売されたスペシャルステージ(SS)エリアチケットは、大会の注目度の高さからか同日正午の販売開始から、わずか数分で完売するチケットが続出。その日のうちにすべての観戦券が売り切れる事態となった。

トヨタ、地元出身のロバンペラ&ラッピがW表彰台獲得。両選手権のリードを拡げる/WRCフィンランド

 8月7日、2022年WRC世界ラリー選手権第8戦『ラリー・フィンランド』の競技最終日がユバスキュラのサービスパークを中心に行われ、“ホームラリー”に臨んだTOYOTA GAZOO Racing WRTはカッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)が総合2位、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(トヨタGRヤリス・ラリー1)が総合3位表彰台を獲得した。

 また、チームメイトのエルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)も総合4位でフィニッシュ。TOYOTA GAZOO Racing WRTネクストジェネレーションから出場の勝田貴元/アーロン・ジョンストン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)も総合6位に入った。