【動画】アキュラの新型LMDh『ARX-06』に火が入る。ハイブリッド・パワートレイン初始動

 6月30日、ホンダ・パフォーマンス・ディベロップメント(HPD)は、2023年のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権GTPクラスでデビューするLMDhマシン『アキュラARX-06』の火入れ式を実施したことを明らかにし、その様子を公式YouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/c/HondaRacingHPD)で公開している。

 アキュラARX-06は、現在IMSAシリーズのDPiクラスを戦っているアキュラARX-05の後継モデルにあたるプロトタイプ・レーシングカーだ。6月3日にティザー画像が公開された同マシンは、オレカの次世代LMP2シャシーをベースにHPDが開発を担当。車両デザインはロサンゼルスのアキュラ・デザインスタジオを中心としたチームが担当している。

新型『アキュラ・インテグラ』がパイクスピークで実戦デビュー。最終型『NSXタイプS』も参戦へ

 ホンダの北米法人とアキュラ、そして現地のモータースポーツ活動を担うホンダ・パフォーマンス・ディベロップメント(HPD)は6月14日、今季で記念すべき100回大会を迎えるPPIHCパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムに向けた参戦体制を発表。6月26日の本戦には、現地でまもなく発売予定の新型『ホンダ・インテグラ』がモータースポーツ・デビューを飾るとともに、最終型『NSXタイプS』の参戦や大会オフィシャル・ペースカーを務めることをアナウンスした。

 HPDの開発エンジニアが主体となってステアリングを握るアキュラ・ブランドの全5台は、恒例のタイムアタック1クラスやエキシビションへの参戦を表明。そのうち各2台の『TLXタイプS』『NSXタイプS』とともにエントリーする新型『ホンダ・インテグラ』は、約16年ぶりにクーペスタイルを持つ5ドア・ノッチバックとして復活を遂げ、米国市場でこの6月からの販売が計画される。