アレクサンダー・アルボン、2023年以降もウイリアムズF1に残留。複数年契約を締結

 8月3日、ウイリアムズ・レーシングは、アレクサンダー・アルボンと複数年契約を締結し、2023年以降もアルボンがチームにとどまることを発表した。

 アルボンは2019年にトロロッソ(現在のアルファタウリ)からF1にデビューし、その年のサマーブレイク明けにピエール・ガスリーと入れ替わる形でレッドブルに昇格。F1デビューイヤーをドライバーズランキング8位で終えた。

ウイリアムズF1、育成のサージェントが来季のドライバー候補に上がる可能性も。代表は評価を急がず

 ウイリアムズF1チームの代表ヨースト・カピートは、ドライバーアカデミーのメンバーであるローガン・サージェントがチームのドライバー候補に浮上したことは「頭の痛いこと」だと述べている。

 現在、ウイリアムズはアルピーヌからのオファーを検討している。2023年にニコラス・ラティフィの後任として、高評価を受けているジュニアドライバーのオスカー・ピアストリを貸し出すというものだ。

ウイリアムズF1、フランスGPでラティフィにもアップグレードを投入へ。過去2戦で十分なフィードバックを取得

 ウイリアムズは、今週末のF1第12戦フランスGPでニコラス・ラティフィにFW44の最新パッケージを実装できる状態になったと述べている。

 アレクサンダー・アルボンのマシンには先に第10戦イギリスGPで空力のアップデートが投入されたが、悪天候のシルバーストンでアルボンがスタート直後にクラッシュしたため、ウイリアムズは全面的な変更については限られたデータしか収集できなかった。

ウイリアムズF1代表「シーズン中にドライバーを交代する計画はない」と主張。2023年に向けては様々な選択肢を検討

 ウイリアムズF1のチーム代表を務めるヨースト・カピートは、チームがニコラス・ラティフィのシートをシーズン終了まで保持すると明言しているが、2023年の選択肢は引き続きオープンにしておくと述べている。  ラティフィは今シ …

アルボン「1周目の出来事に絡んだドライバーが全員無事で本当によかった」:ウイリアムズ F1第10戦決勝

 2022年F1第10戦イギリスGPの決勝レースが行われ、ウイリアムズのニコラス・ラティフィは12位、アレクサンダー・アルボンはリタイアでレースを終えた。  スタート直後、アルボンらの前ではジョージ・ラッセル(メルセデス …

F1第10戦イギリスGP予選トップ10ドライバーコメント(1)

 2022年F1第10戦イギリスGPの予選が行われ、6〜10番手のドライバーが土曜日を振り返った。6〜10番手のドライバーはランド・ノリス(マクラーレン)、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、周冠宇(アルファロメオ)、ニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)だ。

ウイリアムズF1、今季初の大規模アップグレードを投入「レッドブル寄りのコンセプト」でパフォーマンス向上狙う

 ウイリアムズF1チームは、第10戦イギリスGPでアレクサンダー・アルボンのFW44にのみ空力アップグレードを投入する。まずは一台でテストを行い、予想どおりの挙動を示すかどうかを確認すると、ビークルパフォーマンス部門責任者のデイブ・ロブソンは語った。アルボンは、サイドポッドにレッドブルに似たコンセプトを採用した新パッケージに大きな期待を寄せており、コンストラクターズランキング最下位からの浮上を目指している。